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脳神経外科紹介 : 頭蓋内脳主幹動脈狭窄・閉塞症

頭蓋内脳主幹動脈狭窄

頭蓋内脳主幹動脈狭窄は、高度になると脳梗塞の原因となる病気です。脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)、糖尿病、高血圧症などの疾患が脳血管に血栓の形成を促進させます。

この病気が無症候性で発見された場合は、まず血栓の進行を予防するために、まずこれらの内科的治療を優先させます。すでに脳梗塞を発症した方に対しては、直ちに内科的な抗血小板療法を行います。その後、脳血行動態の精密検査(脳血管カテーテル検査、脳血流SPECT)を行い、血行再建術による外科的治療の必要性について検討します。

外科的治療には、頭蓋外血管と頭蓋内血管を吻合する脳血行再建術(バイパス術)があります。