IMSグループ医療法人財団 明理会 イムス富士見総合病院

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脳神経外科紹介

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脳神経外科紹介 : 頸動脈狭窄症の外科治療

頚動脈ステント留置術(CAS)

高度(80%以上)の無症候性頸動脈狭窄で、頸動脈内膜剥離術(CEA)の危険因子を有する場合においては、頚動脈ステント留置術(CAS)を行います。

症例

  1. 手術前 手術前
  2. 手術後 手術後

頚動脈ステント留置術の適応

適応基準

  • 18歳以上
  • 片側または両側の動脈硬化性または再発頸動脈狭窄症
  • 症候性50%以上、無症候性80%以上の狭窄病変

適応除外基準

  • 48時間以内の虚血性脳卒中
  • 血管内血栓
  • 完全閉塞
  • カテーテル治療非適応
  • 9mmを越える脳動脈瘤
  • 2本以上ステントを必要とする病変
  • 出血性疾患の既往
  • 30日以内の外科治療の予定
  • 期待余命1年未満
  • 総頸動脈または腕頭動脈の起始部病変

頚動脈内膜剥離術の危険因子

  • 心臓疾患(うっ血性心不全、冠動脈疾患、開胸手術が必要など)
  • 重篤な呼吸器疾患
  • 対側頸動脈閉塞
  • 対側喉頭神経麻痺
  • 頸部直達手術、または頸部放射線治療の既往
  • CEA再狭窄例
  • 80歳以上