脳神経外科紹介 : 頸動脈狭窄症の外科治療
頚動脈内膜剥離術(CEA)
症候性の頸動脈狭窄病変(70%以上の高度狭窄、50~69%の中等度狭窄、NASCET法)、無症候性の頸動脈狭窄(60%以上の高度狭窄)の場合は、内科的治療と頸動脈内膜剥離術(CEA)の組み合わせた治療法が、脳卒中再発予防効果に優れています。
手術イメージ
- 手術前
- 手術後
手術適応
症候性の頸動脈狭窄
最適応
- 過去6か月以内の一過性脳虚血発作(TIA)または軽症の卒中発作で70%以上の狭窄
適応
無症候性の頸動脈狭窄
最適応
- 60%以上の狭窄
適応
- 冠動脈バイパスが必要な例で、60%以上の狭窄
頚動脈内膜剥離術 実例
- 手術前
- 血栓除去中
- 血栓除去後
- 手術後