男性看護師インタビュー FILE02

男性だからこそ患者様の役に立つこと、たくさんあります

※所属や役職の情報は2023年6月当時のものとなります。

イムス横浜国際看護専門学校を選んだ決め手は「集中して勉強できる環境」

須藤さんの仕事内容を教えてください。

私は横浜旭中央総合病院の看護師として、現在はSCU(stroke care unit)に勤務しています。SCUは脳卒中の患者様を看護する場所です。脳卒中は、ある日突然起きることが少なくありません。昨日まで出来た動作が急に出来なくなって不安を覚える患者様が多いので、心のケアも大切な看護業務になります。

私は横浜旭中央総合病院の看護師として、現在はSCU(stroke care unit)に勤務しています。

須藤さんは、なぜ看護師になろうと思いましたか?

高校生のとき、なんとなく「将来は人の役に立つ仕事がしたい」と思っていましたが、最初は本当にふんわりとした目標でした。具体的な進路を考えていくうち、人と直接関わりながら、役に立つことで自分もやりがいを感じられそうだと思い、看護師の道を選びました。

看護師の場合、入職して看護のエキスパートになる道と、マネジメントや教育のプロを目指す道があります。「人の役に立ちたい」という気持ちがあれば、働きながら自分らしいキャリアを探すことができます。

須藤さんがイムス横浜国際看護専門学校を選んだ理由を教えてください。

受験前に3校ほど見学して、圧倒的にキレイだったイムス横浜国際看護専門学校を選びました。今もキレイだと思いますが、私が受験した頃は創立3年目でピカピカでした。こんなにキレイな学校なら、集中して勉強できると思いました。印象的だったのは、カフェスペースですね。リラックスできる場所を用意してくれる配慮も好印象でした。

同学年に男子は10人。結束が生まれ長く付き合う友達になれた

同学年に男子学生は何人いましたか?

私の学年はたしか、80人中10人が男子学生でした。10人だと、全員が顔見知りになって、いつの間にか男性チームみたいな結束が生まれるんです。卒業して9年経ちますが、いまも同学年の男性とは付き合いがあります。もちろん、女性チームとの付き合いも同じように続いてます。

人間関係での不安は少なかったと思います。

看護師になってから、男性ならではの苦労を感じたことはありますか?

男性だから困ることは、ないですね。むしろ、男性看護師はもっと増えたほうがいいと思います。男性の患者様の中には、体のケアや心の相談を異性に話しにくい人もいますので、男性である自分がいてよかったと、よく思います。また、患者様の移動補助をするときなどは、力がある男性のほうが、負荷が少なくて済みます。

看護にもっとも必要なスキルは主体性

看護師になって、初めて本当の患者様への看護をするとき、不安や緊張はありましたか?

ありました。とても緊張しました。ただ、学生時代に実習生としていま働いている病院に来ていて、大上野部長や他の先輩看護師とも面識があったので、知らない人だらけの職場でスタートするよりは、人間関係での不安は少なかったと思います。

実習で大変だったことを教えてください。

患者様とのコミュニケーションをとるとき、いちばん頭を悩ませました。それまで看護の視点で人と会話をしたことがなかったので、どう話せばいいのか分からなくて。

看護の入り口は、患者様とのコミュニケーションです。患者様の人柄や考え方、家族との関係性などを知ることが、最適な看護方針を決めるヒントになります。コミュニケーションは、教科書通りにはいきません。患者様それぞれの病状や考え方に合わせた看護方針を、自分で考えて判断する主体性が必要です。学生のうちに、自分で考える主体性を身に着けておくといいと思いますよ。

実践ができず悶々とした学生時代。だからこそ看護師になれた喜びが大きかった

看護師になってよかった点を教えてください。

学生時代に思っていた「人の役に立つことで、やりがいにつながる仕事」が叶ったという思いが、いまもあります。学生のとき、早く実際の看護に携わりたくて悶々としていたので、看護師として働き始めたときは、「やっと看護ができる!」という喜びが大きかったです。

現在も看護に関する勉強は続けていますか?

もちろんです。患者様は一人として同じ人はいませんから、日々新たな学びの機会が発生します。もっといい看護の方法はないか、こんなときはどうしたらいいかなど、毎日何かしら考えています。さらに、院内研修やIMSグループでの研修に参加したり、看護師同士で経験や情報の交換会をしたりしています。

IMSグループのメリットの一つに、学びの機会の多さと幅の広さがあります。院内研修に留まらず、グループ内の他の病院や疾患の専門知識を学べます。いまの担当と違う疾患の看護に携わりたくなったり、他の病院でも働いてみたいと思ったりした場合は、グループ内で転職すれば、キャリアを維持したまま次のステージへ進むことができます。看護師は一生学び続ける仕事ですから、学びの場の多さはとても大切なポイントだと思います。

患者様それぞれの病状や考え方に合わせた看護方針を、自分で考えて判断する主体性が必要です

看護師は人の役に立ちたい気持ちと向上心、そして優しさが大事

須藤さんの今後の目標を教えてください。

自身の知識と技術を磨いて後輩に伝え、看護全体の質を上げることが現在の目標です。そして、先輩看護師の皆さんのように、患者様にも病院で働くスタッフにも信頼される看護師になりたいと思っています。

最後に、これから看護師を目指す人へメッセージをお願いします。

看護師の仕事は、とても難しいイメージを持つ人もいると思いますが、基礎知識は学校でしっかり教えてもらえますので、人の役に立ちたい気持ちがあれば大丈夫です。いま悩んでいる人がいれば、ぜひ一歩、踏み出して欲しいです。男性もお待ちしています!一緒に頑張りましょう。

看護師と一口に言っても将来のキャリアは割と幅広く、看護技術を極めてもいいですし、マネジメントや指導者として活躍することもできます。働きながら自分に合うキャリアを探すことができる点も、看護師という仕事の魅力の一つです。向上心があり、人に優しくすることが好きな人には、ぜひ看護の道を選んで欲しいと思います。

所属病院情報

横浜旭中央総合病院

横浜旭中央総合病院
〒241-0801 横浜市旭区若葉台4-20-1
https://www.ims-yokohama-asahi.jp/

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