ウェルウォーク導入のお知らせ
ウェルウォークとは
早期歩行獲得・早期退院を目指します!
ウェルウォークとは
- 2019年7月から脳卒中などによる片麻痺で歩行障害がある患者様に歩行の改善を目的としたリハビリテーションロボット「ウェルウォーク WW-1000」を導入しています。
- 麻痺側の足にロボットを装着し、足の振り出しの補助、膝折れの防止などにより、必要最小限のサポートをロボットが行うため、患者様の能力を最大限に引き出して歩く練習ができます。また転倒防止機能により安全性を確保しながら歩く練習が可能です。
- 運動学習理論に基づき、機能回復に応じた適切な難易度の歩行練習が可能です。早期から歩行練習を行うことができ、適切な難易度で練習が行えるため長い距離を歩くことできます。そのため患者様の自信と意欲の向上につながります。
ウェルウォークの紹介ムービーはこちら(トヨタ自動車サイトへリンク)
対象について
- 片側の下肢運動機能障害を有する方(脳卒中以外の方も含む)
- 片麻痺により歩行障害があり、転倒の危険がある方
- 重篤な心疾患などの内部障害がない方
- ロボットの装着ができる方(関節の変形や拘縮が少ない方)
- 体重免荷やトレッドミルの歩行練習適応の方 など
その他の条件もありますので、ご不明な点がありましたらお問合せにてご確認ください。
「ウェルウォーク」を用いた治療は、ウェルウォーク研修を受けた医師と主治医が総合的に判断し、使用を決定しています。
使用例(1時間使用の場合)
初回
- ロボット脚装着のための採寸:15分
- ロボット脚のフィッティング:15分
- 歩行練習20分程度
- ロボット脚脱着 5分
2回目以降
- ロボット脚の装着 5分
- 歩行練習 40~50分程度
- (休憩時間にロボット脚の調整・パラメーターの調整を行い、難易度を変更)
ロボットの装着ができる方(関節の変形や拘縮が少ない方) など - ロボット脚の脱着 5分
医師の紹介
リハビリテーション科
鄭 偉(テイ イ)
昨今、リハビリテーションにもロボットの時代が到来しています。
ウェルウォークは片側の下肢運動機能障害を有する方を対象として利用しています。患者様の身体能力に合わせて、パラメーターを調整し、適宜歩行練習の難易度を変えることができる画期的な機器となっております。そのため従来の装具療法に比べて、より安定性が高く・自然な歩き方を獲得することができます。今後は歩行の自立度を早期に高め、早期退院を目指していきます。
お問い合わせ
予約相談窓口:医療相談室 |
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