言語聴覚部門
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言語聴覚療法について
言語や聴覚、コミュニケーションの専門家で、話す力、聞く力、飲み込む力などに問題がある人々を支援しています。言語発達の遅れや発音の問題、聴覚障害、嚥下(飲み込み)機能の障害などの診断と治療を行います。患者さまが日常生活をスムーズに行えるようにサポートします。
主な訓練メニュー
飲み込み練習(嚥下障害の方)
食べ物や飲み物を安全に飲み込む機能を改善・維持するためのリハビリです。専門の医師や言語聴覚士が個々の状態に合わせた訓練を行います、具体的には口や喉の筋力を強化する運動やVF・VE(画像診断)により、適切な飲み方の指導を行い誤嚥を予防します。
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話す練習(失語症・構音障害の方)
「食べる」ことは生活の楽しみにおいて、最も重要なことです。 当院では、スクリーニング評価や必要時の嚥下造影検査を行います。全身状態やリスクと結びつけながら、患者様ご家族様の要望や希望とご相談して進めていきます。安全な範囲で少しでも口から食べられるようにリハビリを行います。
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嚥下内視鏡検査(VE)
当院では、嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)を年間80件程度実施しています。VF・VEを行うことで、安全で効果的な嚥下リハビリが可能となります。
医師、看護師、言語聴覚士、放射線技師と専門的な評価を行い、患者さまに合わせた口からの支援を実施しています。
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検査を実施した80%の方が
食べる練習ができるようになりました。
リハビリの結果、入院時に経口摂取をしておらず、口から食べることができるようなった方は53%と半数以上の実績があります。
当院では、少しでも口から食べられるように、目標に取り組んでいます。
食のイベント開催
季節ごとに「食のイベント」を開催しています。嚥下障害の方も楽しめるように食事形態に工夫を凝らし、スタッフと患者さまが一緒に準備を行います。
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食事支援の介入
当院では、早番、遅番の制度で朝食時や夕食時にも言語聴覚士による食事支援も行っています。早番では朝食(7:30)遅番では夕食(18:30)に食事の支援に介入し安心して食事を行えるようにサポートしています。
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