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フィジカルアセスメントインストラクター 星野 綾

普段の業務内容を教えてください。

星野:

フィジカルインストラクターとして、看護師や、他のスタッフへフィジカルアセスメントの知識や技術を伝えるための研修を企画・開催したり、日常の患者様の状態や変化を正確に伝達できるように指導や声かけをしています。

フィジカルアセスメントとは、なんですか?

星野:

フィジカルアセスメントとは、問診・視診・触診・聴診・打診を通して、さまざまな情報を集めて分析することで、患者さまの状態を把握することです。フィジカルアセスメントを取得した看護師がフィジカルインストラクターとして、他のスタッフへ知識や技術を教えることで、患者さまにとってより良い、リハビリをおこなうことができます。その為に当院では看護師の知識と技術向上に向け、平成30年度よりフィジカルの院内ラダーを取り入れた教育なども実施しています。

看護師として働くうえで、患者さまのちょっとした変化に気付くことも大切ですが、そういった変化を正確にスタッフへ伝えることも大切です。そのためにも、普段からスタッフとコミュニケーションを密にとり、気軽に話せる雰囲気づくりをすることも、フィジカルインストラクターの重要な役割だと考えています。

当院の特長や魅力について教えてください。

星野:

当院は、病棟ごとにスタッフ同士が連携して、業務に取り組んでいます。お互いを支え合い、高めあうことで、患者さまにとってもより良い環境づくりができると考えています。

当院には、保育所が併設されているので、お子さんがいながら、看護師として働いているスタッフが多く、誰かが産休や育休をするときはみんなでフォローし合うのが当たり前になっています。また、復職する時のブランクに対する不安も、ほとんどのスタッフが経験しています。そうした経験をみんなで共有し、支え合いながら働いていますので、安心して働くことができます。
私自身も二人の子どもがいますが、産休・育休から復職する際も、保育所が併設されていることで、安心して仕事へ戻ることができました。

最後に、HPをご覧になっている方へ、メッセージをお願いします。

当院では、学校で学んだことや経験を、フルに活かすことができる環境が揃っています。予想していた症状や容態が先生の行なうCT検査やレントゲンなどの画像診断と一致したとき、今までの努力が実ったような達成感を味わうことができます。また、リハビリテーションがメインの病棟ということもあり、患者さまと触れ合う時間・機会も多くあるので、看護師としてのスキルアップにもつながると思います。

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