キャリア講演会

がんサバイバーとして生きる~がん患者の生きるチカラ~

講演者

キャンサーフィットネス代表理事
広瀬 眞奈美(ひろせ まなみ)

  • 昭和61年 白百合女子大学卒業
  • 平成 7年 医療法人社団矯栄会理事
  • 平成20年 乳がん告知
  • 平成26年 一般社団法人キャンサーフィットネス代表理事
  • 日本フィットネス協会認定インストラクター、米国MovingForLife認定インストラクター(がん患者の運動療法)、米国LIVESTRONG財団正式リーダー、公益社団法人日本リハビリテーション医学会がんのリハビリテーションガイドライン改訂委員。
  • 平成28年~ 年神戸大学医学部非常勤講師
  • 平成30年~ 東邦大学看護学部非常勤講師
広瀬 眞奈美

講演の概要

ご自身が「がんサバイバー」として、術後からQOLを向上させるために運動し始めた。がんは治っても後遺症が残る。「闘いながら笑顔で生きる」「愛する人のために生きたい」ワクワク感を求めニューヨークでFitnessを取り入れた療法を知識、技術から学ぶ。社団法人を立ち上げ、日本全国、世界から共感する人が集まり、医学をはじめ多職種連携して自ら実践している。「自分のためでなく、人のためになる」「病気は神様からの贈り物:Cancer Gift」

学生の取った講演ノート

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学生の取った講演ノート1
学生の取った講演ノート2
学生の取った講演ノート3
学生の取った講演ノート3

講演中の写真

学生の感想

・一度,絶望的に感じても自分の心の持ちようや,意志でまた立ち直り,さらにレベルアップ出来るのだと感じました。
・話しを聞いてすごく励み,勇気になった。
・今回自分がもらった励み,勇気を看護師になったときに患者さんに与えられるような人になりたいと思った。(KM)

がんが完治しても寛解しても,今は病気と上手くつきあって生きていく時代だとよく言われる。キャンサーフィットネスでは,このようにがんと共に生活する人々が,当事者としての力を発揮し,「運動」を1つのきっかけとして他者とつながったり,医療者に頼りすぎず自分たちで情報を積極的につかんでいったりする姿が印象的であった。
私の祖母はつい先日乳がんをはじめとするがんの全身転移で亡くなった。今やどの家系もがんに罹患する人がいる程,みんな他人事ではないのである。「病気と共に生きること」をサポートすることも看護師の大切な役割であり,対象者ひとり一人に合った選択肢が提供されることが,結果的にその人にとっての生きがいの創出につながると考える。(YA)

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