IMSグループ医療法人財団 明理会 イムス富士見総合病院

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産婦人科 : 検査方法

外診、内診

下腹部に手を当てて、子宮全体の大きさや形、コブや炎症がないか、表面の状態や周囲と癒着していないか確認します。
必要に応じて腟から診察する場合があります。

超音波

子宮や卵巣に膣からエコーを当てて子宮筋腫の大きさや数、位置また筋腫のタイプや卵巣の状態の評価を行います。性交経験のない方の超音波検査は、お腹の上や直腸から行います。

MRI

超音波検査で子宮や卵巣に病変を認めた場合に、必要に応じてMRI検査を施行します。
病変の大きさや場所、性質(良性か悪性か)など、さらに多くの情報が得られます。
超音波検査と合わせて複合的に判断してゆきます。

子宮卵管造影検査

子宮の中に細い管(カテ―テル)を入れ造影剤を卵管に注入しながらレントゲン検査を行う事で評価を行います。
卵管への透過状況や子宮の大きさ、癒着状況を確認することが出来ます。

子宮鏡検査

子宮内腔に異常が疑われた場合や不妊症・着床障害確認の一環として、子宮内腔を細く柔らかい内視鏡で観察する検査です。
太さは約3㎜と細い内視鏡を使用します。

膣分泌物検査(おりもの検査)

感染症の種類によって検査方法が異なります。
顕微鏡検査の場合は、膣分泌物を採取しプレパラートに乗せ顕微鏡で観察します。
トリコモナスは特異な形をして動きまわっています。
カンジダはカビの一種です。耐性を把握するため培養検査を追加することもあります。
次にDNA検査です。クラミジア、淋病は長い綿棒を使って採取します。
これらの検査には、結果が出るまでに2~3日の期間が必要になります。