診療科のご案内呼吸器科
呼吸器科
概要
こんな症状の患者さんが来院されています
せきが止まらない(2週間以上)、痰が出る、血痰がでる、息切れがする、夜間呼吸が止まることがある、胸部レントゲンで異常を指摘された、等です。
当科で頻繁に実施する検査
アレルギー検査、腫瘍マーカーなどの各種採血検査、胸部レントゲン検査、胸部CT検査、呼吸機能検査、睡眠時無呼吸検査、気管支鏡検査等です。
診断と治療の特色
特に、禁煙外来や肺炎球菌ワクチン等の予防医療に重点をおいております。気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、肺腫瘍等を診療しております。
- 気管支喘息:難治化の原因である合併症治療を実施しております。
- 慢性閉塞性肺疾患:包括的呼吸器リハビリテーションを実施しております。
- 癌治療:ガイドラインに準じて行っております。
- 肺炎:予防として、肺炎球菌ワクチン等をすすめております。
気管支内視鏡検査
胸部異常陰影の原因検査です。経気管支鏡的腫瘍生検、経気管支鏡的肺生検、気管支肺胞洗浄、気管内異物の除去等 をするために実施します。
当呼吸器科で導入可能な在宅治療
- 在宅酸素療法
- 経鼻持続陽圧換気療法
スタッフ
医師 佐々木 茂樹(ささき しげき)
- (H2 金沢大学卒)
- 日本医師会 産業医
禁煙外来
【禁煙外来を初めて受診される患者様】
現在、治療薬の製造が滞っているため、
当面の間、新患の受け入れ・診療を休止させていただきます。
新患の受け入れを再開する場合は、ホームページ等で、ご案内いたします。
また、再診の方は、随時お受入れしております。
ご不便をおかけしてしまい申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
禁煙外来とは
禁煙は、自分一人ではなかなか達成できません。
病院のサポートを受けながら、禁煙を続けてみませんか?
禁煙外来では、医師があなたの喫煙歴をきちんと把握した上で、禁煙補助薬の処方、治療の経過を見守ります。
また、禁煙中の症状(離脱症状)が起こっても、診察で相談できるので、うまく続けていくことができます。
ニコチン依存症は病気であるということが認識されるようになり、2006年4月から、一定の条件を満たせば、
健康保険等を使って禁煙治療を受けることができるようになりました。
その条件は、以下の4つです。
- 1. ニコチン依存症の判定テストが5点以上
- 2. 35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること
- 3. ただちに禁煙を始めたいと思っている
- 4. 禁煙治療を受けることを文書で同意している
ただし、過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、
保険適応外となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。
したがって、過去に禁煙治療を行った人で、再喫煙をしてしまっても、前回の治療の初回診察日から1年経過していれば、
もう一度挑戦できます。
禁煙外来受診の流れ
1.総合受付にて診察希望の旨を申し出る
当院初めての方も、既に別の診療科におかかりの方も、まずは受付にお声かけください。禁煙外来に関する問診票と同意書を記入していただき、こちらで保険適応にて対応できるかを判断します。
2.予約をとる
初回診察では、診察前に呼気に含まれる一酸化炭素(タバコの有害物質)の量を調べる検査を行います。
予約時間の30分前にお越しください。
3.通院開始
禁煙開始日を決め、医師の目の前で禁煙宣言をし「禁煙宣言書」にサインをします。
禁煙補助薬の使い方について説明を受け、健康状態を確認し、ニコチン切れになったときのアドバイスを受けます。
初診から2週間後以降の診察では、次の4点について確認します。
・喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェックなど
・一酸化炭素量の測定
・禁煙を継続するためのアドバイス(ニコチン依存症の対処法など)
・禁煙補助薬の効果の確認、副作用の対応など
初回診察から2週間後・4週間後・8週間後・12週間後に診察があります。 通院は全部で5回です。
診療・手術実績
外来
H29 | H30 | H31 | R2 | R3 | R4 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1日平均患者数 | 32.1人 | 32.3人 | 33.3人 | 31人 | 28.9人 | 11.7人 |
入院
H29 | H30 | H31 | R2 | R3 | R4 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1日平均在院患者数 | 17.3人 | 13.8人 | 11.9人 | 23.2人 | 7.6人 | 7.3人 |