診療科のご案内形成外科
形成外科
診療活動
診療の特徴
「形成外科」と聞いて、どのような疾患を治療しているかを正確にイメージ出来ますか?形成外科は「体表外科」とも表され、体の表面を覆っている部分のほぼ全てに携わっていると言っても過言ではありません。 ケガ、皮膚や皮下の腫瘍(いわゆる“デキモノ”)、先天異常(生まれつきの異常)など、体の形態的な問題を解決する診療科、それが形成外科です。
整形外科とはどう違うの?
美容整形と同じ?
当院の広報誌にて形成外科を紹介させて頂きましたので、ご覧ください。
広報誌 WITH A WILL vol.25『形成外科ってどんな診療科?』
「体の表面がおかしいけど、どこで治療したら良いかわからない...」
「どうせ治療なんて出来ないだろう...」
このような悩みが、実は形成外科で治療可能な疾患であることも多くあります。まずは当科外来でお気軽にご相談ください。
診療対象疾患
皮膚・皮下腫瘍
ホクロ、粉瘤、脂肪腫などの外科的切除を行います。日帰り手術が主ですが、部位や大きさにより短期入院での手術を行います。
外傷(切り傷、擦り傷、皮膚欠損など)
傷の状態に合わせた丁寧な縫合や処置を心掛け、1日でも早く、キレイに治るよう治療を行います。
熱傷(やけど)
根拠のない民間療法など不適切な治療で悪化するケースも多く見受けられますので、早期に専門医による治療をお受けください。保存的治療(軟膏治療)を主に行いますが、深いやけどに対しては皮膚移植手術を行う事もあります。
顔面骨骨折
鼻骨骨折や頬骨骨折などの顔面の骨折に対しては、整形外科ではなく形成外科で治療を行います。
瘢痕(傷あと)
手術後や外傷後の醜状瘢痕(きたない傷あと)、拘縮(ひきつれ)、ケロイド・肥厚性瘢痕(傷の盛り上がりや痛痒さ)は治療可能です。「傷あとなんて治療出来ない」などと諦めず、一度ご相談ください。
眼瞼下垂症
加齢やコンタクトレンズ長期使用など、様々な原因により上まぶたが開けづらくなるものを眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)と言います。症状の改善には手術治療が必要ですが、手術後は視野が明るくなるばかりでなく、まぶたが開けづらいことで生じていた頭痛や肩こりも改善されるケースがあります。
褥瘡(床ずれ)
高齢化社会とは切っても切れない疾患の一つです。当院では医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士など多職種による「褥瘡治療チーム」を結成し、より良い治療を提供出来るよう日々研鑽を積んでおります。
先天異常
副耳、耳前瘻孔、副乳 など、生まれつきの変形に対する治療を行います。
その他
陥入爪(まきづめ)、睫毛内反症(逆さまつ毛)、腋臭症(ワキガ)など
注: 高度な専門性を要する疾患(重度外傷、広範囲熱傷、一部の悪性腫瘍や先天異常など)と判断した場合は、大学病院など各々の専門治療施設へご紹介させて頂きます。
美容外来(完全予約制)
準備中
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