薬剤部インタビュー 〜部署、働く環境〜
薬剤部
薬剤部長に部署のことを聞きました!
薬剤部の特長や魅力を教えてください
春日部中央総合病院の薬剤部は、「愛し、愛される薬剤部~信頼され会いたいと思われる薬の専門家を目指して~」を理念に掲げています。患者さんを気遣いやさしく接することが出来る薬剤師、医療従事者の皆さんからも気持ちよく仕事ができ、一緒に働きたいと思われる薬剤師を目指しています。実際の薬剤師業務では薬剤部内でのセントラル業務から病棟薬剤業務へのシフトを課題とし、近年では10病棟に対し19名の薬剤師を配属できました。近い将来に想定されるセントラル業務のロボット・AI化を見据え、私たち薬剤師は病棟や外来へ足を運び、患者様とのコミュニケーションを中心とした医薬品の安全管理業務に力を入れています。
薬剤部の教育方針を教えてください
薬剤師は日進月歩の医療業界で専門性を発揮するため生涯研鑽が義務付けられています。まず一般職能としては先輩薬剤師の指導によるOJTと月平均4回程度の新薬研修会や症例検討会を基本に通常業務を習得します。専門職能としては特にがん、感染、栄養領域に力を入れ多数の認定薬剤師が手本となり、より高度な薬学的介入を指導しています。これら領域ごとの専門的な指導を通して認定取得を目指すことが出来る環境があります。
働く環境についてきいてみました!
普段の業務内容を簡潔にお教えください
薬剤部だけでなく、病棟にいる薬剤師と連携を取りながら、ミスを起こさないよう、一つひとつ丁寧に行なっています。また、病棟での勤務では、患者さまの立場に立って対応を考え、他職種の方々と念密な連携を取りながら業務に当たるよう、心がけています。今後は、患者さまの立場に立ち、栄養管理をしながら、どのようにしたら患者さまが回復できるかを考えることができるような薬剤師を目標に、まずはNSTという栄養療法に関する認定の取得を目指しています。
1日の流れを教えてください
担当患者情報の収集
部署(全体)朝礼後、調剤室ミーティング
調剤、監査、安全キャビネットにて抗がん薬の調製
病棟患者の個別注射セット
お昼ご飯
病棟にて薬剤管理指導、医師への処方提案、薬剤管理指導記録の作成
在庫確認、発注業務
業務終了
病棟スタッフ等による症例検討会や勉強会の聴講
同期と食事会後、帰宅
春日部中央総合病院(もしくはIMSグループ)に入職した理由をお教えください
私が春日部中央総合病院へ入職を決めた理由は、充実した教育プログラムにあります。当院の教育プログラムには、調剤室業務だけでなく、病室業務も体験できるので、他職種と関わることができ、薬剤師としてだけでなく、さまざまな視点から物事を見ることができるようになりました。
また、業務後には症例発表会が行なわれます。院外の研修会にも積極的に参加しており、日程の都合などで参加できなかった場合にも、参加者による院内での報告会が行なわれるので、新たな知識をお互いに共有することができ、幅広い知識と深く細かい専門知識を得ることができるところに魅力を感じました。
現在、当院に在籍している薬剤師は、約40名ほどですが、20~30代の若い方が中心です。私が初めて当院を見学に来た際、調剤室で働いている方が明るく挨拶をしてくれたことが強く印象に残っていました。実際に入職してみると、アットホームな雰囲気で、先輩方も優しく的確な指導をしてくださるので、自己研鑽のために一人で頑張るのではなく、みんなで一緒に頑張るという雰囲気が働く楽しさにつながっていると思います。
一人ではなく、みんなで目標に向かって頑張ることのできる職場です。ぜひ、一緒に自分のスキルを磨いていきませんか?一度、見学にいらしてくださいね!
ホームページをご覧いただいている方へのメッセージ
部署の理念をきちんと理解し、実行できる人を求めています。具体的には、相手を尊重し思いやりのある、笑顔で明るくきちんと挨拶ができる、ということが重要だと考えています。それ以外でも、コミュニケーション能力に自信がある方、患者さまのためにがんばれる方など、これから自分のスキルアップを図りたい方には、魅力的な環境があります。ぜひ、当院薬剤部に見学に来て、雰囲気を感じていただければと思います。