当院をご利用の方へ女性 泌尿器リハビリ外来
女性 泌尿器リハビリ外来
はじめに
女性 泌尿器リハビリ外来とは
骨盤底筋群の筋力低下が原因で頻尿・尿もれ・骨盤内臓器脱などを主症状とした女性を対象とします。(産後の尿もれ症状にも対応させて頂きます)
上記の症状に対し、骨盤底筋体操にて治療していきます。
専門にトレーニングを受けた女性理学療法士が個別・集団教室にて対応しますので、ご不安な点はご相談ください。
対象となる症状
頻尿
排尿の回数が多い症状をいいます。
一般的には朝起きてから就寝までの回数が8回以上場合を指しますが、個人差があります。
過活動膀胱
急に排尿がしたくなり我慢できず(尿意切迫)トイレの回数が多くなる(頻尿)症状をいい、尿が間に合わずもれてしまうこともあります(切迫性尿失禁)
尿もれ
自分の意思とは関係なく尿がもれてしまう状態です。尿もれの状態によって以下の4つに分類されます
- 腹圧性尿失禁
-
重い物を持った時や咳やくしゃみなどお腹に力が入った時に尿もれを生じます。
女性の約4割に症状があると言われています。 - 切迫性尿失禁
-
急に尿意を感じ我慢できずにもれてしまう症状をいいます。
- 溢流性尿失禁(いつりゅうせい)
-
排尿したくても行えず、少しずつもれてしまう症状で男性に多く見られます。
- 機能性尿失禁
-
身体機能の低下や認知症などが原因でもれてしまうことをいいます。
産後の尿もれ
妊娠中は、大きくなった子宮で膀胱が圧迫され尿もれを生じやすくなります。また、分娩時に骨盤底に負担がかかり産後は尿もれが出現する事があります。妊娠・出産後、ほとんどの方が経験され産後3~4か月で症状が消失すると言われていますが、症状が残ってしまう場合もあります。
症状が残る場合は一度ご相談ください。
骨盤内臓器脱
骨盤にある子宮・膀胱・直腸などが、だんだんと腟から下がってきて体外に出てきてしまう病気のことを言います。下垂する臓器によって子宮脱、膀胱脱、直腸脱、小腸脱、腟脱と分類されます。
例えば、このような症状はありませんか?
- 座ったときの違和感、はさまった感じ
- 下着がこすれる
- 体を洗うときに陰部にピンポン玉のようなものが触れる
上記の症状がある場合は、骨盤内臓器脱の可能性があります。
どんなことをするの?
膣と肛門を自分の意思通り動かすトレーニングを行います(骨盤底筋体操)。
骨盤底筋体操 個別教室では専門にトレーニングを受けた女性理学療法士がマンツーマンで丁寧に対応させて頂きます。症状も筋力もおひとりおひとり違うのでより的確なトレーニングを行う事ができます。半年以上継続して行うことにより筋力の強化、症状軽減、生活改善につなげられるようご一緒に考えていきたいと思います。
骨盤底筋体操(個別教室) 実施の流れ
初めて治療される方へ
完全予約制となりますのでお電話でご予約をお取りください。
『外来 泌尿器科リハビリ』を受診したい旨をお伝えください。
※まずは泌尿器科の診察を受けていただきます。
初回診察日は骨盤底筋体操を行わず、予約のみお取りいただき、ご帰宅となります。
ご予約はこちら:048-736-1303(地域医療連携室直通)
(受付時間:月~金曜日 8:30~17:30 土曜日 8:30~12:30)
初回診察について
泌尿器科外来 火曜日 午前・午後の柳澤医師の外来となります。
受付時間や診察時間の変更はございません。こちらをご確認ください。
骨盤底筋体操(個別教室)実施
時間 | 月・火・土曜日 9:00~15:00 1回40分 |
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料金(自費診療) | 3,300円(税込) |
※完全予約制となります。
※骨盤底筋体操は自費診療です。
外来診察~体操実施までの流れ
- お電話にて初回診察(柳澤医師の泌尿器科外来)を予約します
- 初回診察にて来院します
その際に、骨盤底筋体操の予約を取っていただきます ※初回診察日には骨盤底筋体操は行いませんのでご注意ください。 - 骨盤底筋体操の予約日に来院しリハビリ(体操)を行います ※お会計は自費診療ですのでご注意ください。
骨盤底筋体操(集団教室)のご案内
骨盤底筋体操(集団教室)の様子
ブログ
リハビリテーション科のnoteアカウントより、月ごとに集団体操教室の様子を記録したブログ記事を作成します。
参加を考えている方はぜひご覧ください!
骨盤底筋体操 集団教室を開催しております。
詳しくは以下の画像をご覧ください。(クリックすると拡大します)