安全で良質な医療の提供は病院運営の最も重要な課題の一つです。
イムス東京葛飾総合病院は、平成29年5月1日に開業し医療安全管理室を設置、安全に関する院内活動を通じ、医療安全の徹底に努めています。
患者様の生命を預かり健康回復・増進を使命とする我々は患者様が安心して医療を受けられる環境を整え、提供することが求められる。 有害事象(医療事故)発生時は診療科の壁を越えて病院の総力をあげて治療に臨むこと、発生後の対応について、今後被害者への対応も当事者への対応を含めて病院としての努力を積み重ねていく必要がある。 安全とコミュニケーションを基本とした患者様との相互理解・信頼関係の確立に努め、高度医療を安全に供給できるよう職員は常に最大限の努力を払わなければならない。 当院においては、院長のリーダーシップのもと、全職員がそれぞれの立場から患者様の安全を確保しつつ必要な医療を提供していくものとし、積極的に取り組む考えである。
当院では安全管理を目的として以下の体制をとっております。
①専任の医療安全管理者を配置しています。
②患者様相談窓口を設置し、相談対応をしています。
③各部門・部署の責任者からなる医療安全対策委員会を設置しており、安全管理のための病院の方針を決定し、その具体的な対応について協議しています。
④医療安全推進委員を各部署に一人ずつ配置しメンバーは、安全意識の向上、手順順守の徹底を目的に医療安全ラウンドを実施しています。
⑤医療安全管理指針やマニュアルを各部署に配備し、内容を共有しています。
⑥全職員を対象とした医療安全に関する研修を年2回程度実施しています。
①インシデントや事故報告書の収集、分析、対策立案、周知徹底、評価及び検証
②毎週定例の医療安全検討会
③毎月の医療安全対策委員会を開催し、医療安全全般のマネージメント
④医療事故の対応
⑤院内暴力の対応
⑥安全ラウンド
⑦安全に関する院内研修、新採用・中途採用職員の研修、医療安全ニュース発行
⑧医療安全に関する相談窓口
⑨医療安全強化月間の実施
当院では医療安全の取り組みとして、患者様に医療への参画をお願いしております。
医療のあらゆる場面において患者様間違いを回避するために以下の取り組みを実施しておりますので、ご協力をお願いいたします。
お名前をフルネームでお名乗り下さい
診察、注射、検査、レントゲンなどで看護師や検査技師が患者様をお呼びし、お名前と生年月日などをお尋ねします。
その際は、患者様ご自身にお名前をフルネームで名乗っていただいております。
同姓同名の患者様の場合は、生年月日や住所なども照合させていただくことがあります。
以下のポスターを全部署に掲示しております。
患者様誤認防止にご協力を頂いております。
まずあなたのお名前をお名乗り下さい
その後、受付票をご提示下さい
受付の時・診察の時・注射の時・検査の時
同姓同名の患者様には生年月日・住所を仰って頂きます。
平成29年5月よりネームバンドによる入院患者様(一部外来患者様)の誤認防止に取り組んでおります。