IMSグループ医療法人社団明芳会 イムス東京葛飾総合病院

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病院指標

令和5年度 イムス東京葛飾総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 24 22 82 98 283 632 891 1599 1648 469
令和5年4月1日から令和6年3月31日までに当院を退院された患者数を年齢階級別に集計したものとなっております。
全退院患者数は5,748人おり、その中で80代の患者様が最も多く、全体の28.7%を占めている事が分かります。
当院は全年齢層患者を対象とし、そして今後の超高齢社会化に対応できる総合医療提供体制を整え、地域住民に求められる医療を提供していきたいと考えております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 55 30.64 20.60 14.55% 86.87
100380xxxxxxxx 体液量減少症 48 17.08 10.60 18.75% 82.67
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 48 18.75 13.52 6.25% 82.81
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 38 31.34 17.38 2.63% 86.00
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 32 7.13 5.64 0.00% 57.63
当院の内科では、高齢者に多く発症する肺炎・誤嚥性肺炎が多くなっております。
肺炎をはじめ尿路感染症、脱水症、心不全、めまいなど幅広い疾患に対応し、積極的な治療を行っております。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 16 16.00 11.49 0.00% 77.63
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-1あり - - 34.07 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.25 - -
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり - - 13.81 - -
0400801499x014 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり A-DROP スコア4 - - 20.13 - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の腎臓内科では、慢性腎臓病、心不全の疾患が多くなっております。
透析導入の手術や検査がメインとなっております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 164 2.12 2.61 0.00% 65.69
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 7.50 8.75 0.00% 73.13
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 - - 7.61 - -
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 - - 6.45 - -
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 10.92 - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の消化器内科では、大腸ポリープ、総胆管結石、大腸憩室炎の疾患等が多くなっております。
内視鏡を使用した手術や検査がメインとなっております。
内視鏡の検査では「痛みに弱い」「内視鏡検査が苦手」といった患者様の事を考え鎮痛剤を使用し、苦手な方でも安心して手術・検査が行えるようにしております。
地域の皆様の御要望を真摯に受け止めた、きめ細かな医療を提供し、的確な緊急時対応を目指しております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 182 2.41 3.05 0.55% 69.45
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 176 3.07 4.26 0.57% 68.53
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 126 5.98 4.57 1.59% 70.87
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 96 14.99 17.38 16.67% 78.01
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 68 9.57 11.54 4.41% 69.09
当院の循環器内科では、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対してカテーテル検査や治療を実施した疾患が多くなっております。
また、徐脈性不整脈(完全房室ブロック・洞不全症候群)に対してペースメーカー移植術を行う疾患も多くなっております。
当科では虚血性心疾患・弁膜症・不整脈・心不全・慢性閉塞性動脈硬化症などに対応でき、心臓血管外科医師と連携を取りながら24時間365日体制で緊急対応しております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 97 5.32 4.55 2.06% 71.99
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 58 7.74 8.95 3.45% 70.57
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 37 9.14 6.87 2.70% 63.27
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 30 8.40 8.75 0.00% 75.50
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 29 14.94 15.12 3.45% 72.31
当院の外科では、ヘルニア・胆嚢炎・腸閉塞・虫垂炎等が多くなっております。
消化器内科と連携を取り、迅速な診断・最適な治療を行っております。
救急来院され緊急手術となる患者様への対応も24時間365日行っております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 145 1.07 2.61 0.00% 66.01
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 112 4.26 5.21 3.57% 73.19
050170xx03001x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病あり 39 20.85 9.00 15.38% 76.64
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 36 46.14 28.09 33.33% 69.64
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 24 7.88 10.42 0.00% 74.21
当院の心臓血管外科では、重症虚血肢に対し『動脈塞栓除去術・動脈形成術、バイパス移植術』等を行う疾患、下肢静脈瘤に対し1泊2日で『下肢静脈瘤手術』を行う疾患、慢性腎不全患者様が透析を行うため『シャント造設術・シャント形成術』を行う疾患、下肢閉塞性動脈硬化症に対し『血管拡張術・血栓除去術』を行う疾患が多くなっております。
それに続き、解離性大動脈瘤に対する『人工血管置換術』や、狭心症などの虚血性疾患に対する『冠動脈バイパス術』、大動脈瘤に対する『ステントグラフト内挿術』、弁膜症に対する『弁形成術』や『弁置換術』など数多くの疾患に対応しております。
救急患者様に対し24時間365日の体制をとり迅速な診断・最適な治療を行い良い実績をあげております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 155 25.48 25.50 75.48% 83.94
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 70 19.26 19.34 74.29% 81.53
160760xx97xx1x 前腕の骨折 手術あり 副傷病あり 31 7.03 7.54 3.23% 76.87
160990xx97x0xx 多部位外傷 手術あり 手術・処置等2なし 27 16.37 16.93 3.70% 60.07
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 24 27.79 19.55 8.33% 71.08
当院の整形外科では、大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の疾患が多くなっております。
次に胸部・腰部の脊椎圧迫骨折、続いて前腕骨骨折、一側性原発性膝関節症(変形性膝関節症)等が多くなっております。
骨折、手術後に寝たきりにならないよう早期リハビリを開始し、少しでも早い自立と自宅退院を目指しております。
あらゆる手術の傷跡も、必要最小限の傷で、内部組織もなるべく傷めない手術をするように努めております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 15 6.47 5.14 0.00% 58.47
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 14 5.43 4.28 0.00% 50.64
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし - - 12.88 - -
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 4.63 - -
070071xx97xxxx 骨髄炎(上肢以外) 手術あり - - 33.66 - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の形成外科では、皮下腫瘍・熱傷(やけど)・糖尿病性壊疽等の疾患が多くなっております。
これらの疾患は他科とも密接に係わっております。当院では他科との協力体制の元、適切な治療を行える体制をとっております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 105 19.93 15.57 34.29% 72.31
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 55 26.04 19.09 58.18% 65.15
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 21 2.05 2.95 0.00% 65.86
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 21 2.81 3.12 0.00% 68.10
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 19 19.37 15.70 36.84% 67.47
当院の脳神経外科では、脳出血・脳梗塞の疾患が多くなっております。
脳卒中の患者様は発症から3日以内で意識障害の程度が比較的低い方が多く、抗血小板薬、抗凝固薬と脳保護剤で投与治療しリハビリを行います。
急性脳梗塞に対してはカテーテルによる血管内回収術を施行しリハビリを行います。
退院後は更なるリハビリ治療を行うためリハビリ専門病院へ転院する患者様が多くいます。
24時間365日で脳卒中集中治療専任医が脳卒中救急診療にあたる体制となっております。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 37 8.30 9.88 0.00% 64.27
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.00 - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の乳腺外科では、乳がん・間質肉腫・血管肉腫などの乳腺悪性腫瘍に対して『乳腺悪性腫瘍手術』を行う疾患が多くなっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 92 2.92 2.44 0.00% 70.09
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 91 6.49 6.85 2.20% 73.38
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし 68 4.43 5.22 0.00% 59.25
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 45 6.51 7.75 0.00% 71.84
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 41 7.78 7.89 0.00% 74.07
当院の泌尿器科では、前立腺疾患(肥大、腫瘍)が最も多く、次に膀胱腫瘍、尿路結石疾患(尿管結石、腎結石)、骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、小腸・直腸瘤)、尿路感染症、水腎症等の疾患が多くなっております。
泌尿器科疾患全般に対応し、ガイドラインに従い可能な限り短い期間での治療を目指す為、患者様の年齢、性格、社会環境を考え、オーダーメイド治療に取り組んでおり、腹腔鏡下手術、腹腔鏡補助下小切開手術、H o L E P(ホーレップ)、f-TUL(経尿道的尿路結石砕石術)、女性泌尿器科手術(尿失禁、骨盤臓器脱)など、あらゆる治療が可能です。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 110 2.00 2.54 0.00% 75.85
当院の眼科では、老人性初発白内障や皮質性加齢性白内障の患者様が最も多くなっております。
最新かつ最善の眼科医療を目指し、地域に根ざしたあたたかい医療、そして分かりやすい説明と明瞭な治療方針を心がけております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 28 1.00 2.12 0.00% 6.64
当院の小児科では、食物アレルギー負荷検査を日帰り入院で行う患者様が多く入院しております。
アレルギー専門医が在籍しており、お子様はもちろん保護者の方も安心して検査が行えるよう安全で最適な医療の提供を心掛けております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 31 - 1 8
大腸癌 - 13 11 - 73 15 1 8
乳癌 - - - - 19 - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

5大癌は大腸癌121件が最も多く、次に胃癌56件、乳癌35件、肝癌9件、肺癌8件となっております。 上表の癌は、はじめ粘膜に生じ、徐々に粘膜下層へ浸潤していきます。初期のステージ癌に対しては、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった低侵襲の内視鏡治療が行われます。さらに進行した癌に対しては、外科的手術をはじめ、抗がん剤による化学療法治療を行っており、患者様にとって最良の医療を提供できるよう努めております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 54 17.31 78.59
重症 23 19.39 83.57
超重症 22 20.55 80.18
不明 - - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症した肺胞(はいほう:空気がたまるところ)の急性炎症です。
重症度分類は成人市中肺炎診療ガイドライン(2007年 日本呼吸器学会)内に記載されております、A-DROPスコアで分類致します。
A(Age:年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration:脱水):BUN(尿素窒素) 21mg/dL以上、または脱水あり
R(Respiration:呼吸):SpO2(酸素飽和度) 90%以下(PaO2〈動脈血酸素分圧〉 60Torr以下)
O(Orientation:見当識):意識障害あり
P(Pressure:血圧):血圧(収縮期)90mmHg以下
上記の頭文字をとってA-DROPスコアと呼んでおります。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 284 28.24 74.96 44.60
その他 - - - -
当院の脳梗塞患者は287件の結果となりました。
救急患者に対し24時間365日体制をとっており迅速な受入れ治療を行いSCU病棟での専門医療スタッフチームでの計画的治療を行っております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 13 20.00 16.46 12.50% 71.71
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の腎臓内科では、透析導入やシャント不全の手術が最も多くなっております。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 125 0.01 1.02 0.00% 67.39
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 38 0.00 1.25 0.00% 65.28
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 14 0.79 6.71 7.14% 75.43
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) - - - - -
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 - - - - -
当院の消化器内科では、『内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術』がメインとなっております。この手術は早期の大腸にできた腫瘍に対し、内視鏡を使用して行う手術です。ほとんどが当日に行っております。他疾患の検査中や治療中に発見する事もあり、そのまま施行する事もあります。早期がんの発見にもつながります。
また、総胆管結石に対して行う『内視鏡的胆道ステント留置術』や、上部・下部の消化管出血に対して行う『内視鏡的消化管止血術』も多くなっております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 145 1.58 2.04 2.18% 69.75
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 117 1.27 3.99 1.69% 71.55
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 47 0.17 6.82 6.35% 67.13
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 43 0.11 9.73 2.94% 67.52
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 30 4.46 12.71 14.43% 82.88
当院の循環器内科では、虚血性心疾患(不安定狭心症・労作性狭心症・急性心筋梗塞)に対して行う『経皮的冠動脈ステント留置術』が多くなっております。
次に徐脈性不整脈(完全房室ブロック・洞不全症候群)に対して行う『経皮的カテーテル心筋焼灼術』や頻脈性不整脈(発作性心房細動・持続性心房細動等)に対して行う『ペースメーカー移植術』が多くなっております。
救急患者に対し24時間365日体制で行っております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 62 1.53 6.40 1.61% 65.05
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 52 1.15 2.50 0.00% 66.17
K6335 鼠径ヘルニア手術 46 1.52 3.23 2.63% 78.75
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 37 5.32 15.81 5.41% 71.92
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 27 0.66 3.40 0.00% 43.42
当院の外科では、腹腔鏡下で行う胆嚢摘出術が最も多く、次に鼠経ヘルニア手術・結腸悪性腫瘍切除術・虫垂切除術となっています。
腹腔鏡下手術は開腹手術より皮膚切開創が小さく、手術後の疼痛も開腹手術より軽いので術後の回復も早く、早期社会復帰できる最大の利点です。
救急患者に対し24時間365日体制で行っております。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 156 1.54 9.49 8.33% 74.12
K6172 下肢静脈瘤手術(硬化療法) 72 0.01 0.06 0.00% 67.32
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 66 0.02 0.06 0.00% 66.52
K5603ニ 大動脈瘤切除術(上行・弓部同時)(その他) 43 2.49 48.74 44.23% 74.88
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 35 1.29 6.65 6.67% 75.20
当院の心臓血管外科では、『四肢の血管拡張術・血栓除去術』が最も多くなっております。この手術は下肢閉塞性動脈硬化症・重症虚血肢等の疾患に対し針を刺してその針穴からカテーテル(細い管)を挿入し、カテーテルについた風船で血管を広げ治療を行う手術です。
次に下肢静脈瘤に対して行う『下肢静脈瘤血管内焼灼術』が多くなっております。他にもストリッピング手術や下肢静脈瘤切除術や下肢静脈瘤硬化療法等が有ります。
『血管移植術、バイパス移植術』も多くなっております。この手術は、動脈硬化の進行により血管の壁が劣化する事で太ももの動脈が狭くなっている、もしくは詰まっている部分があり、膝より下を流れる血液の量が減り歩くと太ももやふくらはぎが痛くなったりします。また、歩いて痛くなるまでの距離が極めて短くなったり、安静にしていても足が痛くなったり、足が腐り始めたりする症状が出てきます。後の症状になると薬による治療では改善効果が乏しいので、閉塞部位を迂回するバイパス移植手術(新しい血液の通り道を作る)をし血流の流れを改善する手術を行います。
救急患者に対し24時間365日体制で行っております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 115 3.81 17.46 55.08% 79.47
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 71 5.12 19.49 75.61% 84.37
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 68 2.17 8.99 8.90% 67.26
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 56 3.18 28.50 13.08% 74.64
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 23 1.00 2.61 0.00% 55.61
当院の整形外科では、大腿骨頚部骨折に対して行う『骨折観血的手術』が最も多い手術です。次に原発性股関節症に対し行う『人工骨頭挿入術』や原発性膝関節症に対し行う『人工関節置換術』や下腿、前腕の骨折に対し行う『骨折観血的手術』骨折部位へ挿入したプレートを抜去する『骨内異物(挿入物)除去術』となっております。
術後は早期社会復帰、自宅退院を目指し早期リハビリを行います。
更なるリハビリが必要な患者様は専門リハビリ病院へ転移していただきリハビリを行います。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 15 1.00 4.35 0.00% 58.90
K0871 断端形成術(骨形成を要する)(指) - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の形成外科では、皮下腫瘍・熱傷(やけど)・糖尿病性壊疽等の疾患が多くなっております。
これらの疾患は他科とも密接に係わっております。当院では他科との協力体制の元、適切な治療を行える体制をとっております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K178-4 経皮的脳血栓回収術 40 2.08 34.85 80.00% 80.83
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 25 13.72 10.16 32.00% 77.56
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 22 1.77 13.18 22.73% 79.18
K1781 脳血管内手術(1箇所) 22 2.92 15.42 24.56% 68.51
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 17 4.94 16.20 10.00% 65.57
当院の脳神経外科では、『経皮的脳血栓回収術』が最も多くなっております。これは、急性期脳梗塞に対し行う血管内治療で発症後8時間以内の患者様が対象となります。カテーテルを頭の中の血管へ進め、血管を付けている血栓を溶解したり、回収したり、閉塞した血管を再開通させる手術です。
次に『経皮的頸動脈ステント留置術』内頚動脈狭窄症や脳梗塞に対してステントを用いて治療を行う手術です。
未破裂脳動脈瘤の疾患や破裂脳動脈瘤によるクモ膜下出血症例に対し、カテーテルと呼ばれる医療用の極めて細い管を使用し、血管内側から治療する『脳血管内手術』です。カテーテルの他に薬剤やコイル、ステント等を用いて治療を行います。
外傷による慢性硬膜下血腫に対する『血腫穿孔洗浄術(ドレナージ術)』や頭蓋内の椎骨動脈又は内頸動脈の狭窄に対する『脳血管形成術』となっております。いずれの手術も患者様の状態や症状によって適切な手術を選択しております。
救急患者に対し24時間365日体制で行っております。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) 32 1.00 6.00 0.00% 64.75
K474-2 乳管腺葉区域切除術 - - - - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) - - - - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) - - - - -
K4766 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施する) - - - - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

当院の乳腺外科では、乳がん・間質肉腫・血管肉腫などの乳腺悪性腫瘍に対して行う『乳腺悪性腫瘍手術』が最も多くなっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 92 1.47 4.23 2.75% 73.08
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 74 1.18 2.53 0.00% 59.03
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 53 1.57 2.81 0.00% 62.58
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 47 1.16 4.41 0.00% 69.65
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術(内視鏡手術用支援機器使用) 41 1.00 5.78 0.00% 73.67
当院の泌尿器科では、膀胱悪性腫瘍に対して行う『膀胱悪性腫瘍手術』の件数が多くなっております。
次に尿路結石疾患(尿管結石・腎結石等)に対して行う『経尿道的尿路結石除去術』『経尿道的尿管ステント留置術』や前立腺肥大に行う『経尿道的レーザー前立腺切除術』が多くなっております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 110 0.00 1.00 0.00% 75.94
当院の眼科では、老人性初発白内障等に対し行う『水晶体再建術』が最も多くなっております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.19
180010 敗血症 同一 31 0.54
異なる 22 0.38
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 56 0.97
異なる - -
※症例数が10件未満は「‐」で表示しております。

上記疾患は一般的に手術や処置などの医療行為に伴って合併症として発症することが多いものとなっております。もちろん日常生活の中でも発症する場合はあります。
DPC制度では「入院契機となった傷病名」と入院中「最も医療資源を投入した傷病名(医師が中心的に治療を行った疾病)」をそれぞれ記載する必要があるため、両者が同一か異なるかで、院内で発生した合併症かそうでないかはある程度判断することができます。
上表は両者が同じであれば『同一』、異なる場合を『異なる』と表示し、区別し集計したものです。
重症の患者様や複数の疾患をお持ちの患者様は一般的に合併症を起こしやすい傾向にあるため、単純に発生率が高いことをもって医療の質の良し悪しを言うことはできません。合併症は起こさないようにどんなに注意を払っても、日常生活や治療に伴って一定の確率で不可欠的に発生するものであると言われております。
当院では万が一合併症が発生した場合でも迅速に対応できるよう努めております。

医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
784 751 95.79

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1,716 1,269 73.95

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
525 356 67.81