IMSグループ医療法人社団明芳会 イムス東京葛飾総合病院

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診療科目

心臓血管外科

Cardiovascular Surgery

  • 心臓血管外科専門医認定機構 修練基幹施設
  • 日本脈管学会認定研修関連施設
  • 胸部ステントグラフト実施施設
  • 腹部ステントグラフト実施施設
  • 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施施設

当科の特徴と概要

①幅広い心臓・血液疾患に24時間・365日迅速に対応いたします。

当科は幅広い心臓・大血管疾患、動脈・静脈疾患、シャント疾患に対応しております。チーム・主治医制をとっており、お互いに補完しながら診療を行っております。休日・夜間帯の救急疾患に対応できるのはこのような診療体制をとっているためです。

②NO REFUSAL POLICY:“断らない”を掲げています。

院長:吉田成彦を筆頭に心臓血管外科専門医4名を擁する6名体制で診療を行っております。近隣の先生方のご支援を賜りながら全国からご紹介をいただき開設からの1年間で約950症例の心臓血管外科手術を行いました。 →詳細はこちら
治療困難と諦められた重症患者様をno refusal policyのもと数多く受け入れ診療しているためこのような数字になっております。

③的確な診断と適切な治療

チームで十分に検討を重ね患者様とともに手術適応を判断し治療を行っております。手術はあくまで治療方法の一つに過ぎません。手術以外の治療方法も提示しながら医療従事者側の判断だけでなく患者様やご家族のご意向も加味して治療方針を決めております。

④他科との協力体制、総合病院としての強み

患者様の中には心臓・血管疾患以外にも透析・悪性腫瘍(癌)・重度糖尿病・消化器疾患・脳血管疾患・泌尿器疾患を抱えている方がおります。
循環器チームのみでは対応が困難な併存疾患でも他科との協力診療体制をとっており、心臓・血管以外の問題が生じた場合でも迅速に治療が可能です。

⑤低侵襲手術へのこだわり

小切開手術・内視鏡手術・血管内カテーテル手術は患者様の負担が軽く早期社会復帰が可能です。当院ではMICS・ステントグラフト手術・血管内カテーテル治療を行っております。低侵襲手術は魅力的な手術方法ですが全員の方に行えるわけではありません。低侵襲手術により安全性が損なわれないように十分に検討を重ねて治療に取り組んでおります。
従来の手術法と比較して傷口が小さいだけでなく結果が同等でありかつ同等に安全であることが重要と考えております。

⑥無輸血手術へのこだわり

患者様の中には輸血をしたくないと思われている方もいらっしゃいます。我々はほとんどの患者様に無輸血で心臓手術を受けていただいております。

⑦高性能の医療機器

当院には最高性能320列CT、1.5テスラMRI、ハイブリッド手術室(外科治療とカテーテル治療が同時に行える手術室)を擁しております。320列CTは呼吸の変動や心臓の拍動に伴う画像の劣化がほとんど生じません。従来の64列CTでは約15秒かかっていた撮影時間が0.35~1秒で可能です。被曝量や造影剤の使用量を軽減でき患者の負担が少なくなります。またこのCTでは血管造影検査が動脈に針を刺さず・カテーテルを使用せずに行えます。1.5テスラMRIでは造影剤を使用せずに血管撮影が可能となり腎機能障害のある患者様に有用です。
ハイブリッド手術室ではステントグラフト内挿術を始めとする低侵襲血管手術を行っており、今後TAVIなどの低侵襲心臓手術を見込んでおります。

当科の対象となる主な疾患

疾患名をクリックすると詳しい説明がご覧いただけます。

心臓・大血管疾患 ①狭心症・心筋梗塞(冠血管疾患)
②弁膜症(大動脈弁・僧帽弁・三尖弁疾患)
③大動脈疾患(急性大動脈解離、胸部・腹部大動脈瘤・破裂)
その他の血管疾患 ①末梢動脈疾患(下肢閉塞性動脈硬化症など)
②下肢静脈瘤
③透析シャントトラブル
④手・足・内臓動脈瘤
⑤深部静脈血栓症・肺動脈血栓塞栓症
⑥リンパ浮腫
☆ペースメーカー手術:植込み術は当院 循環器内科で行い、交換術は当科で行います。

心臓・大血管疾患

  1. 1
    狭心症・心筋梗塞に対する手術
  2.  冠動脈バイパス手術は心臓の周りにある冠動脈という1~2mmの血管に他の部分の動脈または静脈を使用して迂回路(バイパスを作る手術です。冠動脈に細い部分があったり閉塞したりしていても、迂回路を通してその先に十分な血液が流れ弱った心臓の機能を改善します。
     これまでは心臓を止めて人工心肺を使用してバイパス手術を行いましたが、2000年頃より人工心肺を使用しない心臓が動いた状態で行うバイパス手術(心拍動下バイパス術=オフポンプバイパス術=OPCAB:off-pump coronary artery bypass surgery)が報告され始めました。この手術の利点は患者様の負担が少なく手術後の回復が早いことです。動いている心臓の直径2㎜以下の冠動脈に新しい血管をつなぎますので、高度な技術が必要とされます。院長:吉田はこの術式の日本の先駆者の一人で2000例以上の心拍動下バイパス手術を執刀しております。
     上述に加えより難易度が高いとされる手術も行っております。心臓を止めず・胸骨を大きく開けず部分的な切開に留める胸骨部分切開冠動脈バイパス手術やさらに傷口の小さい左肋間小切開低侵襲心拍動下バイパス術(MICS-CABG)も行っております。(詳しくは低侵襲手術センターをご参照ください)
  3. 2
    弁膜症手術
  4.  通常は胸部の真ん中を約20cm切開して人工心肺装置を装着して弁を修復する手術(弁形成術)や取り換える手術(弁置換術)を行います。
     当院では右胸部に4〜7cmの小さな傷口で弁膜症手術を行う低侵襲弁膜症手術も行っております。心臓麻酔専門医師が痛み止めのカテーテルを挿入しますので、痛みが少なく体の負担も小さいです。患者様の中には術後3日で退院された方もおられ、通常の心臓手術より早期に社会復帰が可能となります(詳しくは低侵襲手術センターをご参照ください)
  5. 3
    大血管手術
  6.  大血管手術は長時間で出血や術後の合併症が多く、施設により成績が大きく異なります。当院ではチームで検討を重ね安全な大血管手術を提供します。個々の患者様の大動脈瘤の形態に合わせて、人工血管置換術や低侵襲なステントグラフト手術、さら人工血管置換術とステントグラフト手術を合わせたハイブリッド手術にも取り組んでおります。
     緊急を要するA型急性大動脈解離や大動脈瘤破裂に対してno refusal policy「断らない」を掲げ、24時間365日体制で対応しております。
    腹部大動脈瘤の直径 1年間の破裂率
    <40mm 0%
    40~50mm 0.5~5%
    50~60mm 3~15%
    60~70mm 10~20%
    70~80mm 20~40%
    80mm< 30~50%
    胸部大動脈の直径 1年間の破裂率
    <40mm 0%
    40mm~49mm 0%~1.4%
    50mm~59mm 4.3%~16%
    60mm以上 10%~19%

【急性大動脈解離の手術】

イラスト

【胸部大動脈瘤に対するオープン型ステントグラフト内挿術+弓部置換術】

イラスト

【大動脈基部拡大弓部大動脈瘤に対する基部弓部置換術】

イラスト

その他の血管疾患

  1. 1
    末梢動脈疾患(下肢閉塞性動脈硬化症、重症虚血肢、バージャー病)
  2.  足が冷たい、歩くとふくらはぎ・ふともも・おしりが痛くなって立ち止まってしまう、足が痛い、足の指や踵が黒い・色が悪い、突然足が痛くなり歩けなくなった、などが主な症状です。
     動脈はパイプ(管)の役割を担っています。血液は心臓から動脈へ流れ各臓器に到達します。この中を血液が流れますがパイプが種々の要因により内腔が狭くなったり、閉塞したりするのが末梢動脈疾患です。
     末梢動脈疾患に対する治療はカテーテル治療と外科手術がオーバーラップする領域です。通常カテーテル治療は循環器内科で行われ外科手術は心臓血管外科で行われます。このため各科の連携が不十分だとカテーテル治療に執着して外科手術が後手に回り悪い結果を招いたり、外科手術に執着すると患者の負担が大きくなり過ぎたりします。
     当院は心臓血管外科単科でこのカテーテル治療も外科手術も行っており、上記のような事は起こりません。それだけでなくカテーテル治療と外科手術を合わせたハイブリッド手術も行っております。
  • ①カテーテル治療(EVT)
     局所麻酔で行い、入院が短期間で済むため身体の負担が小さいです。特定の場所においては長期的な成功が望めないため、外科手術との比較検討が必要です。
  • ②外科手術
     内腔が狭くなったり閉塞した部分に対して、悪い部分を切り取って置換したり、厚くなった動脈の壁を薄くしたり、閉塞した領域を迂回する(バイパス)道を作ったりします。
     当院では他施設では治療不能と言われる症例に対して、血管外科領域で最も難しいとされる難易度Cの下腿バイパス手術を年間約30件行っております。
  • ③ハイブリッド手術
     近年、病変が多領域・複雑化しております。カテーテル治療だけあるいは外科手術だけで良い結果を出す事が難しくなっております。そこである部分にはカテーテル治療を行いある部分には外科手術を行うハイブリッド手術が行われるようになりました。当院は葛飾区では唯一ハイブリッド手術室(手術室と血管造影室が合体した最新鋭の手術室)を備えておりより高度なハイブリッド手術が可能となり多数行っております
  1. 2
    下肢静脈瘤
  2.  症状として足のこむら返り(つる)・むくむ・かゆくなる・ボコボコと浮き出ている・皮膚が厚く固くなっている・皮膚が黒ずむ(色素沈着)・潰瘍(一部の皮膚が剥げてしまう)が挙げられます。
     一般的に進行性の病気で徐々に(数年~数十年)悪くなります。命に関わるようことや足が切断されるような事は通常ありません。ストッキング・包帯による圧迫治療は効果的ですが永続的に行う事は重荷になります。治療の選択肢の一つとして手術があります。
  • ①下肢静脈瘤血管内焼灼術(高周波・レーザー)
     劣化した静脈に針の穴からカテーテル(細長い筒状の医療器具)を挿入して高周波を出して焼灼する治療です。針の穴から行いますので傷跡がほとんど残りませんが単独で行う事は少ないです。血管内焼灼術のみであれば片足約15分で終了します。
  • ②ストリッピング術
     焼灼術が困難な場合に行います。股と膝にそれぞれ約2cmの切開を行い、劣化した静脈にワイヤーを挿入し綱引きのような形で引きずり出してくる手術方法です。血管内焼灼術が行われる前は主流であり、非常に安全で確実な手術方法です。
  • ③瘤切除術
     ボコボコ浮き出た血管を2~5mmの小さい傷口から取り除きます。一般的に血管内焼灼術やストリッピング手術と合わせて行います。
  • ④硬化療法
     ボコボコ浮き出た血管が小さい場合は上述した瘤切除を行わず硬化療法を行います。硬化療法はフォーム剤(硬化剤+二酸化炭素を合わせた泡)を注射して浮き出た血管を固めてしまう治療です。瘤が大きいと出来ないため小さいものやクモの巣状の血管が対象になります。
  1. 3
    透析シャントトラブル
  2. あらゆるシャント関連手術・治療に対応しております。
    腎機能が悪化してシャントが必要だと言われた。透析時にアラームがよく鳴る。シャントの瘤が大きくなってきた。突然シャント音がしなくなった。シャントの腕が腫れてどうしもない。などが症状です。
  • ①自家静脈によるシャント造設術
     動脈と静脈を吻合する最も一般的な手術です。当院では長期的なplanのもと最難関とされる手関節以遠において初回手術を行います。
  • ②シャントPTA(カテーテル治療)
     シャントの狭窄に対して小さい針の穴からカテーテルという細い管を入れて、風船で広げる治療です。日帰りかつ傷口がない治療ですので狭窄に対しては第一選択となります。
  • ③シャント血栓除去術
     血栓が出来て詰まってしまった場合は小さい切開でその血栓を取り除く手術行います。
  • ④シャントバイパス術
     どんな手段を用いてもシャントとして使える血管がない場合などに、太ももの静脈を腕にシャントとして移植する手術です。
  • ⑤シャント瘤手術
     シャントが徐々に膨らんでくることあります。サイズが大きくなり過ぎると、突然詰まってしまったり、痛みが生じたり、皮膚を突き破ったり、破裂する事があります。膨らむスピードやサイズによって瘤を切除したり小さくしたりする手術を行います。
  • ⑥動脈表在化手術
     深い部分を走行している動脈を皮膚のすぐ下に移動させる手術です。シャントを用いないため心臓への負担が少ないものの返血するための表在静脈が無ければ成り立たない手術であり、一部の患者様にのみ行える手術となります。
  • ⑦人工血管によるシャント造設
     人工血管を介在させて動脈と静脈を吻合する手術です。成功率・長期的な経過が悪いため優先度の低い手術になります。
  • ⑧長期留置カテーテル手術
     長期留置型のカテーテルを植え込む手術です。カテーテルという異物を長期的に留置するため感染や異物感などが永続的に付きまとうため、前述した治療が全て出来ない場合の最終的な治療になります。
  1. 4
    手・足・内臓の動脈瘤
  2.  大動脈及び頭蓋内を除くあらゆる動脈瘤の治療を行います。動脈瘤は通常破裂したり血流が途絶えたり(閉塞)する瞬間まで無症状ですので、気付かれる事はありません。しかし上記状態に陥ると非常に危険な状態になります(大出血や臓器壊死)。
     重要な事は上記状態に陥る前に適切に治療する事です。瘤のサイズや形・経過などで治療適応を決定します。当科では瘤結紮術、置換術、再建術、末梢型ステントグラフト内挿術、コイリングなど多岐にわたる治療を行っております。一般的には稀な疾患とされますが、当スタッフは多くの経験と知識を兼ね備えております。
  1. 5
    深部静脈血栓症・肺動脈血栓塞栓症
  2.  足が突然むくんだ、紫色に腫れている、動くと息苦しい、などが主な症状です。エコノミークラス症候群として知られています。種々の原因で足や手の太い静脈に血栓が生じて血流が停滞したり、これらが飛散して肺動脈に詰まったりします。肺動脈に血栓が詰まると心停止して死に至る事があります。初期治療が極めて重要です。治療が適切に行われれば命に関わる事はほとんどありません。しかしながら症状が乏しく気付かれないことがあります。超音波エコー検査と造影CT検査で診断可能です。
  • ①抗凝固療法
     最も基本となる治療で、血液を固まりにくくする薬を投与します。
  • ②経静脈的血栓溶解療法
     静脈から注射薬を投与し血栓を溶かす治療です。種々の要因でこの治療ができない場合があります。
  • ③カテーテル的血栓溶解療法
     カテーテルで血栓まで到達し直接血栓溶解薬を散布する治療です。②よりも効果が確実です。
  • ④下大静脈フィルター
     浮遊した血栓が肺動脈に飛散する事を防ぐ治療です。下大静脈に目の粗い金網(フィルター)を留置します。仮に浮遊した血栓が飛散したとしてもこのフィルターで捕獲します。予防的治療ですので症状の改善効果は全くありません。飛散する危険性がなくなれば回収できる回収可能型フィルターを当院では使用しております。回収成功率90%以上。
  • ⑤外科的血栓除去術
     切開して血栓を外科的に摘除します。③が主流なため最近ではあまり行われません。
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    リンパ浮腫・うっ滞性皮膚炎・皮膚潰瘍
  2.  症状として足がむくむ・皮膚が厚く固くなっている・皮膚が黒ずむ・潰瘍が挙げられます。下肢静脈瘤と症状が同じなためエコー検査で鑑別が必要です。手術よりも医療用ストッキングや包帯で圧迫する事が大切です。清潔保持、就寝時の下肢挙上、リンパマッサージを指導します。皮膚病変に関しては皮膚科・形成外科と連携して適切な治療を行います。リンパ管-静脈吻合手術が有効な場合もあります。

当科の対象となる主な病名

下肢静脈瘤 足の皮下にある静脈がボコッと盛り上がったり、クモの巣状・網目状に浮き出たりする疾患です。時間とともに緩除に進行します。こむら返り(足がつる)、むくみ、色素沈着、かゆみ、だるさなどの症状が出ます。超音波検査で治療の必要性を判断します。治療には血管内焼灼術・ストリッピング術・硬化療法があります。
閉塞性動脈硬化症 動脈は心臓から送られてきた血液が臓器へ到達するまでのパイプの役割をしています。このパイプが固くなったり、パイプの壁が肥厚して内側を流れる空間が狭くなったりした状態を動脈硬化と呼びます。このため血液が十分に臓器に到達できず、その臓器の虚血症状が出現します。足の動脈に最も多く見られ症状としては歩行時の痛み、冷感、壊疽などがあります。治療は外科治療、カテーテル治療、その両者を合わせたハイブリッド治療があります。
急性動脈塞栓症 足や手の動脈に心臓で出来た血栓が飛散するなどして突然血流が途絶える疾患です。血流が再開されないと途絶えた先の臓器が梗塞・壊死します。詰まった動脈の位置で症状が変わります。例えば手の動脈が詰まれば手のシビレ、真っ白になる、動脈の拍動が触知できなくなります。放置すれば切断や命に関わる可能性もあるため、緊急手術で血栓を取り除く手術やカテーテル治療を行います。
大動脈瘤 心臓の出口に繋がっているパイプを大動脈と呼びます。このパイプの中を血液が流れ前身の臓器へ送られます。瘤とはこのパイプが太く膨らんだ状態の事を指します。一般的に正常な太さの1.5倍以上を瘤と呼んでいます。横隔膜より上の部分にあれば胸部大動脈瘤、下にあれば腹部大動脈瘤と呼びます。大動脈瘤は通常、無症状ですので何かの検査をしない限り見つかりません。一般的に瘤は緩徐に拡大する傾向があります。ある一定のサイズを超えると破裂する危険性が高くなるため治療が必要になります。破裂するとパイプの外に血液が大量に漏れるため致死的です
大動脈弁狭窄症 典型的な症状としては、胸痛・失神・呼吸困難です。しかし、これらの症状がすべて現れるわけではありません。また、症状は進行した状態ではじめて現れるため、症状がある場合は早急に治療を行う必要があります。無症状であっても健康診断で指摘されることもあります。また、動悸や息切れ・異常な疲れという症状で始まることもあります。自分では気付きにくく注意が必要です。また、ある程度の活動があってはじめて出現するものであり、いつも座っている。あまり運動をしない。その様な状態では現れにくいという特徴があります。気になる症状があれば、典型症状がない場合でも病院を受診し相談しましょう。
僧帽弁閉鎖不全症 はじめは特に症状を感じることはありません。しかし、進行すると息切れを強く感じるようになります。さらに進行すると、安静にしていても息切れするようになります。病気が進行すると夜間発作性呼吸困難や、横になっただけで息苦しくなります。重症化すると激しい咳き込み、ピンク色の痰が出るようになるため、早急に病院を受診したほうがよいです。また、心房細動と呼ばれる不整脈を併発することがあります。症状は動悸や胸痛・立ちくらみなどです。また、脈を計ると脈が速い・遅いなど不規則になったりします。治療は内科的・外科的とあり症状や重症度によって変わります。薬による内科的治療も行いますが、僧帽弁の修復を行うためには外科的治療が必要です。手術方法には大きく分けて弁形成術と弁置換術がありますが、患者様に合わせた手術方法を考えます。
深部静脈血栓症 静脈は各臓器から心臓へ血液が戻るまでのパイプの役割をしています。静脈の中でも筋肉の間や骨に近い深い部分にある静脈を深部静脈と呼びます。深部静脈には皮下の静脈がたくさん合流しているため太く・血液量が多いです。何かしらの原因でこの深部静脈内部の血液が固まって血栓を生じた状態を深部静脈血栓症と呼びます。多くの場合は、足の静脈に生じます。太い静脈が塞がれますので、塞がれた部分の末端はむくみます。またこの血栓が静脈壁から剥がれると、そのまま血流に乗って肺動脈に詰まります。これをエコノミークラス症候群と呼びます。時に致死的になります。血栓が肺動脈へ飛散しないようにフィルターを挿入したり、血栓をカテーテルで溶かす治療を行ったりします。

医師紹介

吉田 成彦

院長
吉田 成彦
よしだ しげひこ

経歴 昭和59年 和歌山県立医科大学卒業
認定・資格 心臓血管外科専門医・修練指導医
外科専門医・指導医
日本胸部外科学会認定医
脈管専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医
日本医師会認定産業医
日本血管外科学会認定血管内治療医
日本冠疾患学会特別正会員
日本冠動脈外科学会評議員
葛飾区医師会功績表彰
“The Best Doctors in Japan”2018-2019
磯村 正

特任部長
磯村 正
いそむら ただし

経歴 昭和54年 久留米大学医学部大学院修了
認定・資格 医学博士
日本胸部外科学会指導医
日本外科学会専門医・指導医
日本心臓血管外科学会専門医・修練指導医
Society of Thoracic Surgeons(USA)1992~
The European Association for Cardio-Thoracic Surgery 1998~
American Association for Thoracic Surgery(USA)2008~ メンバー
中村 智一

血管外科部長
中村 智一
なかむら ともかず

経歴 平成17年 東海大学卒業
認定・資格 心臓血管外科専門医
外科専門医
脈管専門医
日本血管外科学会認定血管内治療医
下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医
浅大腿動脈ステントグラフト実施医
インフェクションコントロールドクター
身体障害者福祉法15条指定医(心臓血管)
腹部ステントグラフト実施医
山岸 俊介

医長
山岸 俊介
やまぎし しゅんすけ

経歴 平成18年 慶応義塾大学卒業
認定・資格 心臓血管外科専門医
外科専門医
吉田 稔

医員
吉田 稔
よしだ みのる

経歴 平成17年 和歌山県立医科大学卒業
認定・資格 心臓血管外科専門医
外科専門医
脈管専門医
血管内治療医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
腹部ステントグラフト実施医・指導医
胸部ステントグラフト実施医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
市野瀬 剛

医員
市野瀬 剛
いちのせ つよし

経歴 平成20年 国立大学法人弘前大学卒業
認定・資格 外科専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医
日本脈管学会脈管専門医
臨床研修指導医
心臓血管外科修練医
腹部ステントグラフト実施医
血管外科学会認定血管内治療医
浅大腿動脈ステントグラフト実施医
國本 秀樹

医員
國本 秀樹
くにもと ひでき

経歴 平成22年 和歌山県立医科大学卒業
認定・資格 外科専門医
心臓血管外科専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
臨床研修指導医
AST(抗生剤適正使用チーム)リーダー
日本脈管学会脈管専門医
山本 洋輔

医員
山本 洋輔
やまもと ようすけ

経歴 平成24年 慶応義塾大卒業
認定・資格 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
NST(栄養サポートチーム)ドクター兼リーダー
嚥下内視鏡施行医
外科専門医
角 康平

医員
角 康平
すみ こうへい

経歴 平成25年 金沢大学卒業
認定・資格 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
外科専門医

胸部・腹部ステントグラフト手術顧問
数野 圭(板橋中央総合病院 心臓血管外科)
かずの けい

経歴 平成12年旭川医科大学卒業
認定・資格 外科学専門医
心臓血管外科専門医/修練指導者
日本血管外科学会認定血管内治療専門医
日本静脈学会レーザー治療指導医
胸部ステントグラフト指導医
腹部ステントグラフト指導医
日本不整脈学会ICD/CRT実施医
日本脳血管内治療学会CAS実施医
下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医
日本心臓血管外科学会国際会員

外来スケジュール

担当医表は横にスクロールできます。

診療受付時間
 
AM
8:00~12:30
診察開始時間
9:00~
吉田 成彦
 
(受付9:00迄)
吉田 成彦
 
 
吉田 成彦
 
(受付9:00迄)
山岸 俊介 吉田 成彦
 
(受付9:00迄)
角・國本
(交代制)
中村 智一     山本 洋輔 市野瀬 剛  
PM
13:00~17:00
診察開始時間
14:00~
 
 
 
磯村 正
 
 
吉田 稔
磯村 正
 
 

 
 
磯村 正
 
 
 
 
 

【予約制】※当科では予約制を導入しておりますが、予約外でも受付致しますのでご連絡ください。

月、水、木、金AM 院長吉田の診療受付時間は8:00~9:00となり、診察開始時間は8:30~10:00となります。


休診・代診情報

2019年9月25日更新

2019年10月18日(金)AM 休診 吉田 成彦医師
2019年10月23日(水)AM 休診 吉田 成彦医師
2019年10月30日(水)PM 休診 磯村 正医師
2019年11月1日(金)PM 休診 磯村 正医師
2019年11月9日(土)AM 休診 國本 秀樹医師
2019年11月15日(金)PM 休診 磯村 正医師

手術実績

 

2017・2018年度 心臓血管外科手術実績


※表は横にスクロールします。

  2017年度 2018年度
四肢の血管拡張術・血栓除去術 117 169
下肢静脈瘤血管内焼灼術 178 163
人工心肺 107 103
内シャント設置術 54 80
大動脈瘤切除術 34 55
経皮的シャント拡張術・血栓除去術 33 55
大動脈バルーンパンピング法 44 53
血管移植術、バイパス移植術 24 48
冠動脈、大動脈バイパス移植術 58 41
四肢切断術 42 40
弁置換術 65 34
大伏在静脈抜去術 43 29
ステントグラフト内挿術 12 24
動脈血栓内膜摘出術 26 23
経皮的心肺補助法 29 19
下肢静脈瘤手術 24 18
動脈形成術、吻合術 15 18
経皮的冠動脈形成術 7 17
912 1,021