埼玉県三郷市にある総合病院です。
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影装置、つまり乳房専用のレントゲン検査装置のことを指します。乳がんの早期発見には欠かせない検査のひとつです。この検査を行う事によって、乳房組織の石灰化や病変などをレントゲン写真で見ることが出来るようになります。
三愛会総合病院では、マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師が常勤しており、
マンモグラフィ検査は必ず女性技師が担当致します。
立って検査できない患者様でも、背もたれの無い椅子に座っていられる場合は検査が可能です。
入室後、女性技師の指示のもとで上半身のお洋服を全て脱いでいただきます。
女性技師の指示に従い、装置に乳房を置いていただきます。
圧迫の際、個人差はありますが痛みを伴う場合があります。※
どうしても我慢できない痛みの場合は女性技師にお伝えください。
※検査の際は出来るだけ乳房を薄く、平らにします。
これはしこりや石灰化などがあった場合、薄く平らにしたほうが見やすくなります。
マンモグラフィは受診する方と技師との協力が必要です。
撮影時間の短縮にもなりますので、受診する方はできるだけご協力のほどをお願い致します。
またマンモグラフィ検査はX線を使用しているので、乳房の厚みが薄くなればそれだけX線の線量を落とすことができます。
ですので、放射線の被ばくが少なくなるという利点もあります。
放射線の被曝はありますが、放射線量はごくわずかです。
東京からニューヨークまで飛行機で行くのと同じ放射線量と言われています。身体に影響はありません。
当院では、撮影前に必ずウェットティッシュで乳房付近を拭いていただいています。
撮影の際、抑汗剤やパウダーなどはよくふき取ってください。
パウダーなどが付いたまま撮影すると、石灰化に似て写ることがあります。
また、授乳中の方のマンモグラフィは禁忌ではありませんが、張っている乳房を圧迫すると通常よりかなりの苦痛を伴い、かつ大量の乳汁分泌が予想されます。
張っている乳腺はマンモグラフィ上高濃度となり、腫瘤があった場合見難くなる可能性があり、検査自体の精度も落ちますので、当院ではおすすめいたしておりません。
外来で受診する際には、自動受付機で外科の診察を選択して頂き、診察後に検査となります。外科窓口か診察時にマンモグラフィ検査をしたい旨をお伝えください。
検診期間内に限り、検診での受付も可能となります。検診の予約は、電話での予約も可能です。検診期間は市の広報等にてご確認ください。
※外来で受診する際は、火曜日の午前・午後、および水曜日の午前のみの受付となります。