埼玉県三郷市にある総合病院です。
どの部位にも出現するが●の部位に特に出やすい
アトピー性皮膚炎で患者さんが最も苦しめられる症状は“かゆみ”です。特に子どもは我慢することができずかきこわして血が出るまで引っ掻いてしまいます。自分で引っ掻くことのできない乳児期などは、母乳を飲むときにお母さんの乳房にこすりつけて、または抱っこされているときにお母さんの服にこすりつけて掻いています。アトピー性皮膚炎には、季節性があるといわれています。夏場に悪化する人もいれば、冬場に悪化する人もいて、かなり個人差がみられます。
汗をかくと、それが刺激になってかゆみがひどくなります。
また、夏場は細菌が繁殖しやすくなり、細菌によって皮膚の炎症が悪化するとかゆみが強くなります。
寒くなると、肌の乾燥がますます強くなるためかゆみがひどくなります。暖かくなると、温度が上がり、発汗によって肌に潤いが出るためかゆみが少なくなります。
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乳児期 | 乳児期には口の周りや頬に赤いポツポツ、ジュクジュクした発疹が出てきます。 また首、肘のくぼみ、膝のうら、手首や足首などの汗のたまりやすい部分が赤くなります。 |
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幼少児期 | 顔面の発疹が減り、関節部や体の発疹が増えてきます。 アトピー性皮膚炎では皮膚が非常に乾燥しやすいのが特徴ですが、 乳児期を過ぎると皮膚の乾燥がはっきりと目立ってきます。 |
思春期・成年期 | 思春期・成年期はアトピー性皮膚炎が悪化しやすい時期です。 乳児期や幼小児期にいったん治った患者が思春期以降に再発するケースもよくみられます。 発疹は顔面、上胸部、上背郡、肘窩など上半身に強くあらわれる傾向があり、 特に顔面はいわゆる「アトピー性皮膚炎の赤ら顔」などと呼ばれます。 一般に再発例は治りにくいといわれています。 |
お風呂に入ったり布団に入って体があたたまると、途端にかゆくなります。これは、皮膚があたためられてかゆみ神経がかゆみを感じやすくなるためです。
遊びや好きなことに熱中しているときはかゆくないのに、勉強したり人前での発表などイヤなこと、いらいらすることがあると、とてもかゆみが強くなります。
受験が近づくとアトピー性皮膚炎が悪化し、合格すると急に軽くなるというのは、よくある話です。ストレスはかゆみを悪化させる大きな原因と考えられています。
専門 | 皮膚科 |
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一言 | 湿疹、水虫などの診療はもちろんのこと、ほくろ等の小手術も行っております。 お気軽にご相談ください。 |
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皮膚科 | 診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 18 | 中村 和哉 | - | 伊藤 聖子 | - | 中村 和哉 | 中村 和哉 | |
午後 | 18 | 中村 和哉 | 中村 和哉 | - | 中村 和哉 | 中村 和哉 | - |