埼玉県三郷市にある総合病院です。

IMSグループ医療法人三愛会 三愛会総合病院

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診療科目紹介

皮膚科

皮膚は人体のいちばん表面を構成しているため、種々の刺激を受ける臓器です。
個人の体質、体調や季節などの影響も加わって、アレルギー反応を誘発したり、2次的細菌感染を併発したりします。
加齢や紫外線による変化で部位によっては皮膚癌を誘発することもあります。また、発疹や爪の変化も種々の原因があり、全身の病気を反映することもあります。皮膚病でお悩みの方は早めに受診しましょう。

皮膚科

アトピー性皮膚炎について

特徴

  • かゆみを伴う発疹が繰り返し繰り返し出現します
  • 発疹は顔や首、肘や膝のくぼみにあらわれやすく、ひどくなると全身に広がることもあります
  • 約80%の患者さんは5歳までに症状があらわれます
  • “アトピー体質”という遺伝的な要素が関係しています
  • 気管支喘息、アレルギー性鼻炎などにかかりやすい傾向があります
特徴

皮膚症状があらわれやすい場所

原因
  • アレルギー(アトピー体質)
  • 肌の性質(遺伝)
  • 悪化原因(悪化を促す要素)
    気候・発汗・精神的ストレス・体調・過労・日光など
症状
  • 皮膚の炎症
  • かゆみ
  • 肌の乾燥
皮膚症状があらわれやすい場所

どの部位にも出現するが●の部位に特に出やすい

一番の特徴はかゆみ

アトピー性皮膚炎で患者さんが最も苦しめられる症状は“かゆみ”です。特に子どもは我慢することができずかきこわして血が出るまで引っ掻いてしまいます。自分で引っ掻くことのできない乳児期などは、母乳を飲むときにお母さんの乳房にこすりつけて、または抱っこされているときにお母さんの服にこすりつけて掻いています。アトピー性皮膚炎には、季節性があるといわれています。夏場に悪化する人もいれば、冬場に悪化する人もいて、かなり個人差がみられます。

夏に悪化するタイプ

汗をかくと、それが刺激になってかゆみがひどくなります。
また、夏場は細菌が繁殖しやすくなり、細菌によって皮膚の炎症が悪化するとかゆみが強くなります。

冬に悪化するタイプ

寒くなると、肌の乾燥がますます強くなるためかゆみがひどくなります。暖かくなると、温度が上がり、発汗によって肌に潤いが出るためかゆみが少なくなります。

乳児期、幼少児期、思春期・成年期で症状は大きく異なります。

※表は横にスクロールします。

乳児期 乳児期には口の周りや頬に赤いポツポツ、ジュクジュクした発疹が出てきます。
また首、肘のくぼみ、膝のうら、手首や足首などの汗のたまりやすい部分が赤くなります。
幼少児期 顔面の発疹が減り、関節部や体の発疹が増えてきます。
アトピー性皮膚炎では皮膚が非常に乾燥しやすいのが特徴ですが、
乳児期を過ぎると皮膚の乾燥がはっきりと目立ってきます。
思春期・成年期 思春期・成年期はアトピー性皮膚炎が悪化しやすい時期です。
乳児期や幼小児期にいったん治った患者が思春期以降に再発するケースもよくみられます。
発疹は顔面、上胸部、上背郡、肘窩など上半身に強くあらわれる傾向があり、
特に顔面はいわゆる「アトピー性皮膚炎の赤ら顔」などと呼ばれます。
一般に再発例は治りにくいといわれています。

アトピー性皮膚炎の原因と症状

布団に入るとかゆくなる?

お風呂に入ったり布団に入って体があたたまると、途端にかゆくなります。これは、皮膚があたためられてかゆみ神経がかゆみを感じやすくなるためです。

ストレスでかゆくなる?

遊びや好きなことに熱中しているときはかゆくないのに、勉強したり人前での発表などイヤなこと、いらいらすることがあると、とてもかゆみが強くなります。
受験が近づくとアトピー性皮膚炎が悪化し、合格すると急に軽くなるというのは、よくある話です。ストレスはかゆみを悪化させる大きな原因と考えられています。

こんな症状ありませんか?

  • 足の裏に黒~茶色系のほくろ状のものがあり痛くもかゆくもないが、
    最近(1~2ヶ月)急に大きくなってきた方
  • 眼の周囲や顔、鼻に黒っぽいできものがあって治りにくい方
  • 糖尿病があって、足の指が黒くなってきた方
  • 皮膚(特に胸、腹、顔)に赤いものが急にでき、小さい水ぶくれがあって痛い方

検査・診療項目

主な疾患

  • じんましん
  • やけど
  • いぼ
  • 手、足の裏のブツブツ(掌蹠膿疱症など)
  • 湿疹、かぶれ
  • 巻き爪(陥入爪)
  • ニキビ(尋常性痤瘠 瘡、膿疱性痤瘡)
  • 水虫(足、手、爪、陰部など)
  • 外傷
  • たこ、魚の目(胼胝、鶏眼)
  • 水イボ
  • 帯状疱疹
  • アトピー性皮膚炎(子供、大人)
  • 細菌感染症(とびひ、丹毒)
  • 体がかゆい病気(皮膚掻痒症)

検査・治療項目

  • 液体窒素(冷凍凝固)
  • 皮膚の各種処置
  • 生検
  • 局所麻酔下での切除術
    (母斑、粉瘤、脂肪腫など)
  • 真菌検査
  • パッチテスト
  • 細菌培養

担当医師

中村 和哉(なかむら かずや)

専門 皮膚科
一言 湿疹、水虫などの診療はもちろんのこと、ほくろ等の小手術も行っております。
お気軽にご相談ください。

外来診療表

外来診療表

※表は横にスクロールします

皮膚科 診察室
  午前 18 中村 和哉 - 伊藤 聖子 - 中村 和哉 中村 和哉
午後 18 中村 和哉 中村 和哉 - 中村 和哉 中村 和哉 -

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