埼玉県三郷市にある総合病院です。
当院では初診日にマンモグラフィ・超音波検査を実施し、異常があれば同日に細胞診や針生検による組織検査を行います。悪性と診断され治療が必要な場合は、近隣の手術可能な病院へご紹介しています。
初めに問診を行い、マンモグラフィ・超音波検査どちらかあるいは両方を、乳房の状態やご希望に合わせて実施します。検査の結果はその場でご説明し、異常がある場合は保険診療で追加の精密検査が可能です。
乳がんは、女性がかかるがんの第1位になっています。日本人女性の9人に1人が生涯で乳がんにかかるとされています。
乳がんにかかる方は年々増加しており、ここ20年では乳がんにかかる確率は約2倍に増えています。
40歳代から70歳代で多くみられます。
乳がんは早期に見つかれば治る確率の高いがんです。乳がんの病期は0からIVまでの5段階に分かれ、最も早期が病期0になります。
乳がんと診断されてから5年後に生存している確率は、病期 0 では100%、病期 I では99.7%、病期 II では95.5%です。
乳がん検診では、自分では気づかない小さな乳がんを発見することができます。自分でしこりに気づいて病院を受診し、乳がんと診断された場合、病期0である割合は8%ですが、症状がなく乳がん検診で発見された場合では、病期0の割合は24%となっています。検診で発見された場合、自己発見に比べると、病期 0・病期 I の早期がんの割合が高くなっています。
埼玉県における乳がん検診受診率は46%で、日本全体の平均47.4%を下回っています。
埼玉県は、日本の中でも比較的乳がんの多い地域です。乳がんで死亡する方は、日本全体の平均では10万人あたり10.6人です。埼玉県では11.0人で、日本全体の平均を上回っています。2年に1回、マンモグラフィ検診を受診しましょう。
専門 | 乳腺外科 |
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出身大学 | 東北大学 |
卒業年度 | 平成18年卒業 |
資格 | 日本外科学会専門医 日本乳癌学会 乳腺専門医 日本乳がん検診精度管理中央機構 マンモグラフィ読影認定医 A判定 日本乳がん検診精度管理中央機構 乳がん検診超音波検査実施・判定医 A判定 |
地域の皆様に貢献していきたいです。