埼玉県三郷市にある総合病院です。
中耳内に滲出液が貯留し、鼓膜の可動性が障害され難聴をきたす疾患です。
幼少児と老人に発生頻度が高く、5~6歳が最も多く10歳を過ぎるときわめて少なくなります。しかし1~3歳頃に発症していても本人の訴えがないため、気付かれないことも多くあります。お子さまがしきりに耳を触ったり、鼻満や鼻問がある場合は当科受診させてください。
滲出性中耳炎の状態が長引くと、癒着性中耳炎あるいは真珠性中耳炎の原因となり、大がかりな手術が必要となることもあります。
小児期の滲出性中耳炎は根気よく、できるかぎり早く治すことが肝心です。
副鼻腔炎はウイルスや細菌、アレルギーなどにより副鼻腔の粘膜に炎症が起き発症します。
上記ご症状がある場合は一度、当科へ受診の上ご相談下さい。
外来にて処置や薬物治療を行っています。また、炎症が長期化し、鼻の中に鼻茸(鼻の中のポリープ)ができた場合や、症状の程度により内視鏡で行う手術をご提案させて頂くこともあります。手術は大学病院の先生(当院非常勤)のご協力の元、木曜午後に入院し、金曜に手術、その後経過により退院となります。(入院期間おおよそ7日間)
2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術 | 12 | 35 | 22 | 24 |
内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | 14 | 20 | 19 | 22 |
鼻中隔矯正術 | 2 | 14 | 22 | 28 |
内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) | 4 | 45 | 25 | 54 |
合計 | 32 | 114 | 88 | 128 |
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経験豊富な大学病院医師により副鼻腔炎の他、下記疾患の手術も対応しております。
・副鼻腔炎
・鼻茸(鼻ポリープ)
・鼻中隔湾曲症
・上顎洞真菌症
・上顎洞嚢胞 など
慢性扁桃炎が原病巣となり、扁桃炎の症状はほとんどないか軽度であるのに、扁桃から離れた臓器(皮膚、骨、腎など)に二次的疾患を生じるものです。
掌蹠膿疱症・特発性紫斑病・結節性紅斑・多形滲出性紅斑・蕁麻疹
胸肋鎖骨過形成・関節リウマチ
IgA腎症・急性腎炎・慢性腎炎・ネフローゼ
扁桃摘出術をすることによって、これらの二次疾患が改善することが多くあります。
また、繰り返す扁桃炎(年間5回以上)からこれらの二次疾患に移行することもありますから、風邪症状を何度も繰り返す方は、当科受診のうえ適切な治療を受けてください。
専門 | 耳鼻咽喉科一般、めまい |
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資格 | 耳鼻咽喉科専門医 医学博士 めまい相談医 補聴器相談医 |
一言 | 地域の皆様の医療に貢献できるよう頑張ります。 |
※表は横にスクロールします
耳鼻咽喉科 | 診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 7 | - | 非常勤 | 西嶌 嘉容 | - | - | 非常勤(第2.4) | |
処置室1 | 澤田 芙沙子 | - | 澤田 芙沙子 | 澤田 芙沙子 | 澤田 芙沙子 | 澤田 芙沙子(第1.3.5) | ||
午後 | 7 | - | 非常勤 | - | - | 西嶌 嘉容 | - | |
処置室1 | 澤田 芙沙子 | - | 澤田 芙沙子 | - | - | - |