日本内科学会の定義では、便秘とは「3日以上排便がない状態」とされています。
便秘とは、便を十分にかつ快適に出し切れない状態で、3日以上なかったり、便が硬くて量が少なく残便感があったりする状態のことを指します。
生活習慣や食生活の乱れからくる便秘であれば、そこを改善すれば良いのですが、消化器疾患や内科系疾患など病気が原因の場合は自分だけでは改善できないことも多くもあります。
病気が原因の場合は、適切な治療が必要になってきますので、医療機関での相談をお勧めします。
3日以上排便がないときや、下剤を使って1~2日たっても便が出ないときには医療機関に相談しましょう。
毎日排便があるか、硬さや量がどのようであるかを記録しておくことも大切なことです。
以下のようなさまざまな要因が関わりあっています。
機能性便秘の3種類と器質性便秘の1種類で、計4種類に分けられます。
便が作られる過程や排便の仕組みに障害がある。
医療機関へ行って診察を受けた方が良い場合が多い。
大腸癌などの手術後の癒着が消化管に通過障害に発展し原因となる。
血便、腹痛、嘔吐などを伴う。
①問診
②触診
③直腸診
④血液検査尿検査・便検査
⑤心電図
⑥胸部・腹部レントゲン
⑦腹部エコー
⑧大腸内視鏡検査
⑨注腸造影検査またはCTコロノグラフィー
⑩腹部・骨盤CTやMRI など
※以上の全てを行うわけではありません。
①便秘改善および予防全般
②病気の場合は、それぞれの内科的あるいは外科的治療
八岡 利昌 | ・日本外科学会 認定医・専門医・指導医 ・日本消化器外科学会 認定医・専門医・指導医 ・日本内視鏡外科学会 技術認定医・評議員 ・単項式内視鏡手術研究会 世話人 ・日本ヘルニア学会 会員 |
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福光 寛 | ・日本外科学会 専門医 ・日本内視鏡外科学会 会員 |
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