産婦人科 診療科

診療内容

2019年に新たに産婦人科を開設いたしました。
産婦人科全般の診療を行います。子宮がん検診にも対応いたします。
当面の間、分娩の取り扱いは行いませんが、妊婦さんの診察は受け入れます。
手術に関しては、技術認定を受けている腹腔鏡手術を中心として、痛みの少ない、傷の小さい手術を行います。

対象疾患

子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮脱、子宮外妊娠、子宮頸部異形成/上皮内癌、子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌

更年期について

更年期症状の診断のためにはホルモン検査が大切です

更年期は人によって多様な症状が出てきますが、主な原因は女性ホルモンの1つのエストロゲンの量が低下することによって起こります。
更年期の症状例には、「ホットフラッシュ(突然のぼせたりほてったり、異常な汗をかいたりする)」「動悸・めまい」「節々(関節)の痛み」「ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込んだりする」等といったものがありますが、それらが本当に更年期からくるものかをチェックするためには、これらの症状だけをみるのでなく、ホルモン検査をすることが大切です。

ホルモン検査とは?

更年期の原因の「女性ホルモン」が足りているかどうかを、血液検査によってチェックする検査です。

産婦人科イメージ

更年期の治療法「ホルモン補充療法」

ホルモン検査の結果、女性ホルモンが足りていない場合は、飲み薬・注射・貼り薬などを用いて、ホルモンを補充していく「ホルモン補充療法」を行います。

「更年期かな?」と悩んだら、一人で悩まず、まずは産婦人科でご相談頂ければと思います。

産婦人科イメージ

「子宮筋腫・内膜症外来」のご案内

医師紹介

土岐 利彦

土岐 利彦
主な経歴 昭和54年 東北大学医学部卒業
昭和54年 東北大学医学部 産婦人科学教室
     入局
平成元年 米国ジョンスホプキンス大学 婦人科
     病理部門留学
平成2年  八戸市立市民病院 産婦人科
平成5年  信州大学医学部 産婦人科
平成12年 信州大学医学部 助教授
平成13年 相澤病院 産婦人科
平成17年 磐城共立病院 産婦人科
平成20年 十和田市立中央病院 産婦人科
平成24年 湘南藤沢徳洲会病院 産婦人科
平成27年 彦根市立病院 産婦人科
平成30年 イムス富士見総合病院 婦人科
令和元年  イムス三芳総合病院 産婦人科
専門分野 婦人科腫瘍の診断・治療、腹腔鏡手術、腟式手術、細胞診、婦人科病理診断
所属学会・資格 医学博士(東北大学)
日本産科婦人科学会専門医、指導医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医、
             技術認定審査委員
日本内視鏡外科学会 技術認定医
ダビンチ手術認定医
日本臨床細胞学会 専門医
国際細胞学会 認定細胞診断病理医
国際婦人科病理学会 正会員
臨床研修指導医
一言コメント 生まれも育ちも大学も東北です。臨床医として41年目になりました。ご縁がありまして、イムス三芳総合病院で産婦人科を2019年に開設させて頂きました。
私の専門は、婦人科腫瘍の診断・治療です。特に、患者さんに負担の少ない、腹腔鏡手術、腟式手術を専門にしています。他院では開腹と言われたような患者さんを開腹しないで手術できるような体制作り、技術の向上を心がけます。
外来診療では、豊富な経験・知識を基に、わかりやすい説明をいたします。協力医療施設の先生方や医師会とも連携し、質の高い産婦人科医療を提供いたします。
地域の皆様が気軽に受診・相談できるような産婦人科になることを目標としています。どうぞよろしくお願いいたします。

外来担当医表

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※曜日、担当医によって診療開始時間・診療受付終了時間が異なる場合がございます。
必ず外来担当医表をご覧下さい。
※受付終了時間を都合により変更する場合がございます。ご了承下さい。

手術実績(2022年)

子宮

子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療 1件
子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) 1件
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 3件
子宮全摘術 10件
腹腔鏡下腟式子宮全摘術 2件

子宮付属器

子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 6件
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 11件

産科手術

異所性妊娠手術(腹腔鏡) 1件