リハビリテーション科

部署紹介動画

わたしたちが目指すこと

私たち明理会中央総合病院は IMSグループ(板橋中央総合病院グループ)に属し、東京都北区おいて地域医療、救急医療に携わっている総合病院です。

リハビリテーション科では超急性期から回復期まで、『患者さまの命・生活・人生に寄り添う』を理念とし、約80名のセラピストが臨床業務に励んでおります。
幅広く携わる中で多くの経験を積み、学び・考えることができる環境です。IMSグループ内での学びの場も豊富であり、院内外を問わず積極的に学び、様々な職種や人とコミュニケーションをとることを推奨しています。セラピストから患者さまへ、笑顔や元気を伝えることのできる関わりを目指し、成長を続けたいと思っております。

リハビリ科

リハビリテーション科について

2024年(令和6年)4月現在

  スタッフ数
リハ医 4名(非常勤リハビリ専門医:1名、非常勤嚥下専門医:1名)
PT 62名(うち非常勤2名)
OT 17名(うち非常勤1名)
ST 11名(うち非常勤4名)
リハ助手 3名
その他の資格保持者 修士(医療保険分野)1名
認定理学療法士(地域理学療法)1名
心臓リハビリテーション指導士1名
呼吸療法認定士5名
がんリハ研修修了14名
SWT-test講習会修了1名
臨床実習指導者講習会受講者6名
介護予防運動指導員1名
住環境コーディネーター2級2名
整容介護コーディネーター1名
ケアマネージャー1名
介護福祉士1名
管理栄養士・栄養士1名

介入率

介入率

採用メッセージ

リハビリテーション医

脳卒中後24-48時間以内のリハビリテーションの介入が、再発リスクを増加させることなく機能予後を改善させると言われています。
明理会中央総合病院は、SCU、ICUを兼ね備えた急性期総合病院で、多くの救急患者を受け入れています。
このため、脳卒中発症後24時間でのリハビリ介入や、SCUやICUにおいて脳神経外科や循環器内科医師と共に人工呼吸器が装着されている症例に対しても積極的な介入を行っています。 さらに急性期を脱したと判断された段階で、速やかに回復期病棟へ移り集中的にリハビリ治療を行っています。
この際は、急性期からの症状の変化を画像所見と共に細かく解析し、短期間に最大限のリハビリ効果を発揮するためのプログラムを作成することが必要となります。
当院のセラピストは、各年次に応じた超急性期から回復期における知識と判断力を要求されるため、勉強する量は多くなるかもしれません。
最初は誰でも知識は無く判断もできないもので、それらは日々の臨床と教育により培われていきます。
当院では、日々研鑽を続けたい皆さんの参加をお待ちしています。

理学療法士 技師長

当科では、急性期・回復期病棟、在宅支援においてリハビリテーションの提供をしております。
対象が幅広いため、各チームや専門職が協力・連携し、専門性が高く切れ目のないリハビリが提供できるよう体制を整えています。
そして私たちは“患者様に寄り添う”ことを大切にしています。患者様それぞれの望みを尊重し、達成にむけて知識・技術を届けられるよう努めています。
今後も質の高い医療で患者様に貢献できるよう、リハ科一同成長していきたいと思っています。

部門紹介(PT・OT・ST)

理学療法部門
Physical Therapy

理学療法部門では、ICU、SCUの超急性期から回復期、外来、訪問まで幅広い病期の方を対象としております。対象疾患も整形外科疾患、神経系疾患、循環器疾患、外科疾患、内科疾患と多岐に渡り、腎臓リハビリテーションやウィメンズヘルスへの介入も開始しております。各分野のスペシャリスト 育成を目的とし、疾患別・病期別のチーム編成を行い、多職種でのカンファレンスや退院支援、介護予防事業への参加等を通し、社会復帰や地域での 生活を支える一翼を担っています。

ptグラフ
PT

作業療法部門
Occupational Therapy

作業療法部門では患者さま一人一人の想いに寄り添いながら、健康と幸福の促進を目標とし、 脳卒中を中心に、心疾患・がん疾患・ハンドセラピィへの介入をしています。作業には、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身活動が含まれます。各種高次脳機能評価や電気治療機器等完備し、必要に応じて詳細な評価を行います。自宅や住み慣れた地域、職場や学校など、それぞれの場所で主体的な生活を送ることができるよう支援をしています。

OTグラフ
OT

言語聴覚部門
Speech Therapy

ST部門では、摂食嚥下機能、言語機能、高次脳機能を中心に介入をしています。リハビリテーション専門医や歯科医師、その他各専門医と連携しながら日々の介入に加え、NSTやミールラウンド等、積極的に活動をしています。STは社会人経験を経て資格取得しているスタッフが多く平均年齢も30歳代とやや高めですが、年齢や経験年数にとらわれず活発に意見交換が出来る環境が魅力です。

STグラフ
ST

スタッフインタビュー

作業療法士

居心地の良い街、良い職場作業療法士 2020年度入職
(長野県出身)

私は病院見学で初めて東十条に訪れた時の、街や病院で働く人たちの雰囲気の良さに惹かれ入職を決めました。実際にリハ科で働く先輩方はとても親しみやすく、わからないことや不安があればすぐに相談し、解決することができます。当院は急性期、回復期、外来、訪問と対象が幅広く、それに対応するための知識と技術が求められますが、日々多くの学びを得ながら、充実した日々を過ごすことができています。これからも、作業療法士として患者さまに寄り添うことを第一に、学びを深めていきたいと思っています!

作業療法士

患者さまの笑顔にふれ、
やりがいを感じる毎日言語聴覚士 2017年度入職
(福岡県出身)

私は以前、医療機器メーカーに勤めていました。働いていくうちに、直接患者さまの力になれる仕事がしたい!と思い、STを目指しました。まったく違う環境で、戸惑うことも多くありましたが、その度に先輩が親身になって指導してくれるので、安心して業務に集中することができました。言語聴覚士の仕事は奥が深く、まだまだ難しさを実感する日々ですが、それ以上に患者さまの笑顔にふれやりがいを強く感じることができます。患者さまに信頼されるセラピストになれるよう、これからもチャレンジしていきたいです。

理学療法士

理想の理学療法士を目指して理学療法士 2018年度入職
(埼玉県出身)

私の理想の理学療法士とは、臨床業務にて評価・治療を通して患者様の人生に寄り添える療法士です。その為に出来ない動作を単純に訓練するのではなく、何故その動作が出来ないのか考えることを大切にしています。日々の業務の中で動けない患者様はたくさんいらっしゃいます。
そのような方に対して、動きましょう!歩きましょう!というリハビリも悪くはないのですが、理学療法士として一歩進んで“何故動けないのか”を評価し治療をすることで、動作が変わることを多く経験することができます。そこに理学療法士としての仕事の楽しさが詰められていると思い、私は大学院への入学や勉強会の参加等、自己研鑽を重ねてきました。
当院はこのような自己研鑽を応援してくれるので、学べる環境が整っていると思います。 また、急性期・回復期・訪問まで関われる病院であるため、入院から退院、そして退院後の経過までを知ることができ、自らの理学療法が患者様の予後にどのような影響を与えたのかを知ることができます。
入職当初は総合病院であることから幅広い知識が求められ、分からない事が多くありました。 先輩方に相談しながら、患者様の病態を理解していくことで、自らの成長を感じられるのではないかと思います。ご縁があり当院で働くことになった際は、一緒に頑張っていきましょう。

教育について

当院入職後1年間は、マンツーマン制やチーム支援型で教育・指導を行います。
臨床実践を通して治療に関する疑問や電子カルテの見方・書き方、ちょっとしたコツなど一緒に学んでいきましょう。
また、新人向けの勉強会も多数開催しているので、経験がなくても不安なく業務に取り組めます。IMSグループ内の研修会にも参加可能です。
定期的に各所属のリーダーや所属長と面談し、それぞれの成長を確認していくことができます。
各研修やキャリアアップシステムを利用し、自身のスキルアップやキャリア形成支援を受けることも可能です。

チームで

チーム全員での指導を前提とし、新人の方の指導にプリセプターシップを採用。個人の習熟度にあわせた指導を行い、各分野のスペシャリスト育成を目指しています。

リハ科内勉強会の一例

各分野、チーム主催の勉強会(心リハ、がんリハ、整形疾患などの各種疾患について)事例検討会、褥創、リハ栄養、トランスファーや松葉杖指導など、新入職員向けの内容も多数!

教育について

病院で

他職種と合同の勉強会も多数開催!リハビリテーション科主催の勉強会も設け、当科からの院内・地域の方に向けての情報発信も積極的に行っています。

院内勉強会のテーマ一例

医療安全、感染対策、NST、RST、BLS、 移乗、ポジショニング、嚥下、リハビリ栄養、体位ドレナージ、公開医療講座 など

教育について

IMSグループで

新人育成

新人合同研修、管理者育成研修、新人フォローアップ研修、症例

職種別技術研修会

PT:
テーピング・コンディショニング、心リハ、リスク管理、基本動作・歩行 など
OT:
自動車運動技能評価、高次脳機能障害、認知症、MTDLP臨床実践 など
ST:
言語症状情報処理を考える-認知モデルを作成してみよう-など

学術部門

IMSリハビリテーション学会、IMS学会、CMS学会

管理者育成

人事考課について、目標の立て方など

教育について

新人研修

上記の勉強会に加え新人勉強会を下記内容で実施しています。
入職後4月~6月まで2回/週の頻度で定期開催(2023年度実施例)

1)リスク管理
2)動作介助(寝返り、起き上がり、移乗)
3)カルテの書き⽅、各種書類の書き⽅
4)⼿洗い・個⼈⽤防護具
5)バイタルサイン・⼼電図
6)ラボデータ
7)画像の診⽅
8)⼈⼯呼吸器・酸素療法
9)摂⾷・嚥下
10)栄養・NST
11)褥瘡・ポジショニング・シーティング
12)松葉杖の指導⽅法
13)介護保険関連
14)KYT(危険予知トレーニング)

Career Up Design

Career Up Design

IMSグループでは、グループ内の様々な施設で、短期間研修や希望による異動などが経験でき、それぞれの将来像にあわせ成長できるシステムを構築しています。

Career Up Design

職員寮の利用について

PT、OT、ST全職種で職員寮の利用が可能です。
借り上げ型で6~8畳の1Kタイプのお部屋をご用意します。
利用条件や寮費などの詳細については、見学時にお問い合わせください。

学会発表実績

第4回IMSリハ学会
「立位で左右の荷重量に応じた姿勢の反応~頭頸部の姿勢戦略に着目して~」
第4回IMSリハ学会、第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会
「当院訪問サービスを利用された癌患者のサービス導入前後の栄養状態 ADLの変化に関する検討」
第4回IMSリハ学会、第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会
「リハビリテーション科スタッフのリハビリテーション栄養に対する意識調査 ~前回調査からの意識変化~」
第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会
「急性期から在宅復帰患者における、再入院リスクの要因についての検討」
第51回日本理学療法学術大会
「肺癌化学療法患者の日常生活動作レベル変化と栄養状態」
第35回関東甲信越ブロックPT学会
「頚椎の姿勢変化が頚椎周囲筋に及ぼす影響 ~肩甲骨と下顎に着目して~」
第5回IMSリハ学会
「予防的栄養管理が化学療法中の有害事象の発現に与える影響」
第5回IMSリハ学会
「咀嚼位置とバランス能力の関係」
第33回日本静脈経腸栄養学会
「消化器癌における予防的早期栄養療法の必要性~術前後の栄養状態、運動機能から今後の活動を考える~」
第6回IMSリハ学会
「当院STのがんリハビリテーションに対する現状と課題」
第6回IMSリハ学会
「大腿骨近位部骨折術後の早期歩行が1週間後の歩行能力に及ぼす影響」
第6回IMSリハ学会
「腎臓リハビリテーションが歩行活動量に及ぼす影響」
第6回IMSリハ学会
「手根管症候群の評価に対する考察」
第44回IMSリハ学会
「リハビリテーション科からNST活動を盛り上げるために~2度のアンケート調査から活動内容の有効性を考えて~」
第7回IMSリハ学会
「左片麻痺・左半側空間無視を呈した患者のプッシャー現象の改善例」
第7回IMSリハ学会
「当院の地域発信活動における取り組み~がんリハビリの啓蒙活動が住民交流の輪をつくる~」
第37回関東甲信越ブロックPT学会
「右視床出血後自宅退院し、脳梗塞を発症した症例~左半側空間無視、視床、後頭葉のシステムに着目して~」
第38回関東甲信越ブロックPT学会
「心原性脳梗塞栓症により右中大脳動脈閉塞となった症例~急回復した身体機能と残存高次脳機能障害の検証~」
第38回関東甲信越ブロックPT学会
「背臥位での後頭部位置の違いが肩関節に及ぼす影響」
第38回関東甲信越ブロックPT学会
「大転子部圧に配慮した90度側臥位のポジショニングの検討」
第38回関東甲信越ブロックPT学会
「右視床出血により感覚障害を呈した症例~内側運動制御系賦活にて職場までの実用的歩行獲得を目指して~」
11回日本運動器理学療法学会学術大会
「腹臥位での等尺性股関節外旋活動が下位胸郭形状変化に及ぼす影響」 
第57回日本作業療法学会
「QOLを継続的に評価し、音楽活動を再開した脳腫瘍患者の事例」

2025年版 リハビリテーション科 採用パンフレット

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