皮膚科

当科について

皮膚科全般(皮膚、口、外陰部、爪、毛)の診断、治療をする診療科です。

当科の特徴

患者さまご自身が見て気づく、またはご家族が気づく、そして痒みや痛みをご自身で感じることが出来ます。虫刺されだと思って受診したら帯状疱疹だったということもあります。また、ニキビや湿疹が長引くと痕になったり茶色の斑点が残り消えるまで時間がかかります。引っ搔いていると長引き、治まるまで時間がかかります。見て何か発疹がある、また、発疹がなくても痒みが続く場合はお気軽にご相談下さい。

基本は塗り薬、飲み薬で対処・治癒を目指します。また、入浴時に手で洗うなどの生活指導や塗り薬の塗り方の指導を行い、治癒を目指しています。治癒しない場合は皮膚の一部を切って採り顕微鏡で見る詳しい検査を行います。

主な対象疾患

皮脂欠乏性湿疹

下肢を中心に乾燥し、悪化すると痒みや赤い発疹を生じます。

接触皮膚炎

いわゆるかぶれです。原因となる物を使用し続けていると水ぶくれになることもあります。

アトピー性皮膚炎

乾燥、痒みを伴い、赤い発疹などを繰り返します。

足白癬、爪白癬

水虫、爪水虫です。放置していると細菌感染を引き起こしたり、爪が変形することもあります。

尋常性疣贅

ウイルス性のイボで全身どこにでも生じますが手・足に多く大きくなり増えることもあります。

主な検査・診断方法

真菌鏡検検査

水虫やカンジダといった真菌(カビ)の有無を剥けた皮などを採って顕微鏡で調べます。

ダーモスコピー

拡大鏡の様な器具を使い、黒や茶色の色のある病変などを見て診断します。

血液検査

赤く腫れるなどの時は細菌感染が疑われ数値が上昇することが多い白血球などを調べます。

皮膚生検

塗り薬、飲み薬で治癒しない場合は皮膚の一部を切って採り顕微鏡で見ます。

トピックス

帯状疱疹のワクチンを予約制で行っております。詳しくは総合受付でお尋ねください。

帯状疱疹予防接種の詳細はこちら

また自由(自費)診療は行っておりません(レーザー治療や巻き爪に対するワイヤー治療など)。治りづらい場合や悪性の病気の場合は大学病院と適切に連携しながら治療を行っていきます。

患者さまへのメッセージ

長引いてから受診をされますと痕になったり、必要な治療自体が出来なくなることもあります。発疹に気づいたら、また、痒みが1週間程度続きましたらお早めにご相談ください。

医師紹介

医師名
片山 美玲
専門分野
  • 皮膚科全般
専門医認定/資格等
  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医